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ASDと待つこと

とても久しぶりにNoteを書く。多分この半年くらいは、うまくASD的性質と付き合えてきたのだろう。うまく付き合えている限りは、特に整理の必要など生まれない。
今久しぶりに編集画面に向かっているのは、他ならない、ASD的性質の発現を今まさに経験していて、うまく処理しきれない状態が続いているためだ。

タイトルにあるように、待つことがテーマである。昔から苦手だと薄々思っていたけれども、最近(i)期限が特に決められることなく、(ii)比較的長期間待たされる、ということが複数回あり、その度ごとに精神の状態を崩していたことで、もしかしてこれはASDに起因しているのでは、と思い始めたのだった。

少し状況は違うけれど、"Waiting mode"は関連のある症状かもしれない。
これは、何か予定が入っていると、その予定を「待つ」ことに意識が割かれてしまい、生産性が著しく落ちてしまう症状だ。別にASDの人に限ったことではないが、ASDにより顕著とのこと。

そして、長期でもこれと同じことが起こっておかしくないだろう。自分が結果を期待している中で待たされていると、ASDの性質によって過度にそのレスポンスを気にして他のことがなかなか手がつかない。結果として、精神状態を崩す、これが今起こっていることなのではないか。ASDの不確実性を避けたがる傾向と、感覚過敏な性質を考えれば、特に不思議ではない。

さて、だとすると、これに対してどのような対処がありうるだろうか。なんとなく気にしない、みたいな雑な対策が効果的であればこうも苦しくないので、ちゃんと考える(調べる、相談する)必要がある。そもそもASD起因だね、と理解することや、ここにこうやってつらつらと書くだけで、気持ちは少し楽になるけれど。

まずは、問題の整理から。大まかな状況をもう一度書いてみると、(i)期限が特に決められることなく、(ii)比較的長期間待たされる、ようなケースである。期限が特に決められないのに比較的長期間待つということは、自分にとって非常に大事な何らかの決定を待たねばならない、かつプッシュしてもその状況はあまり変わりそうにない/力関係からあまりプッシュし過ぎたくないような状況だ。つまり、待たされることそのものを変えるのは難しい。

唯一コントロール可能なものは、自分の中の期限設定かもしれない。期限が定められていない状況が問題なのであれば、自分で期限を設定してしまってはどうか?その期限内で結果が得られなければ、想定される最悪の結果になった(例えば、面接であれば不採用)と解釈して、次に進む。ネットワークでいうと、タイムアウトのような。

タイムアウトを設定するには勇気がいる。自らの手で、結果をネガティブなものと強制的に解釈するのだから。というわけで、できるだけハードルを下げた方が良い。まず、結果を出す側に期限を要求すると、成功率そのものに影響が出ることが心配になる。というわけで、そのタイムアウトは自分だけに課す。
但し、そのタイムアウトは何らかの根拠に基づいて設定する。例えば、それ以上待つと他の行動に大きな悪影響が出そうなラインはタイムアウトとして最適だと思う。「このくらいまでに何となく欲しい」は、そのタイムアウトの意義を曖昧にするので、やめた方が良さそうだ。

とりあえず、トライしてみよう。noteの更新がここからしばらく途絶えれば、作戦が功を奏したということだと思って頂ければ。


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