４８．つかの間の安らぎ

スピリアルライフナビゲーター
マルコヒロミです。


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妊娠６ヶ月目に入った頃の話です。
３ヶ月に渡る重症妊娠悪阻の期間を乗り越え
１０月に入り、ようやく体調の方は安定した方向へと
向かってきました。

とは言っても長期間の寝たきり生活の為
筋力がすっかり衰えてしまい
ほんの少し歩いただけで息があがってしまいます。

このままでは出産に耐えられない体になってしまう！！
と感じた私は毎日外へ出て
散歩へ出かけるようになりました。

お天氣が良い日は、実家の目の前にある
銀杏並木の黄色い葉と
鮮やかなスカイブルーの空の対比の美しさに
感動していました。

妊娠前には何とも思わなかった
ひとつひとつの景色の美しさ
音楽の奏でるひとつひとつの音の素晴らしさに
涙を流しながら、感動しまくっていました。


お散歩は、雪が積もる季節になっても続きました。
ツルツルの足元を氣にしながらも
自由に歩くことが出来る幸せを感じながら
歩いていました。

目が霞む症状があり
本を読んだり、携帯を触ることがあまり出来なかったので
CDをよく聴いていました。

よく聴いていた曲は
フジコヘミングさんのピアノ曲でした。

フジコさんの演奏の素晴らしさを
ご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。

私の大好きな　リストの　ラ・カンパネラ
何度聴いても涙が溢れてきます。

因みに・・・ピアノの曲は
幼稚園から小学校時代にピアノを習っていた時に
大好きになりました。

今は、全く弾かないのですが
たまに弾いてみたい、と思い
娘のキーボードを借りて、ちょこっと弾くのですが
指が思い通りに動きません。
練習していないので当たり前ですね。

でも昔を思い出しながら
ブルグミュラーを弾いています。


娘はピアノを習っているお友達から
学校でブルグミュラーの曲を聴いて知っていて
娘が右手、私左手を弾き
ほんの少しですが連弾を楽しんでいます。

念願の娘と音楽を楽しむ日が夢が叶ったことに
感謝して、幸せを感じています。

次回は　４９．再び切迫早産で緊急入院です。

最後まで　お読みくださいまして
ありがとうございました。