花と私と紙一重の指先
こんばんわに🐊
PAMの出雲阿国こと中村蓮だよ~~!
PAMの旗揚げ本公演まで残り3日。
旗揚げ本公演の詳細は🔻
いよいよだね。
観に来た方にシアター空間も
毎回新鮮に楽しんで頂けるよう
家具やパネルの配置を変えたり
試行錯誤している。
今回もまた新しい雰囲気を
楽しんでもらえると思うんだー!
2日前から東京にはレンとタラと高慢ちきの3人。
大佐・カオルとホケキョ・ハナさんは
「役作りの為に大阪弾丸旅行へ行ってこい」
という高慢ちき御隠居さんの鶴の一声で
大阪へ。
東京に残った3人で
アトリエをさらに片付けた。
はやくみんなに見てもらいたないなー❣️
公演期間が楽しみ😈
アトリエで待ってるねーーーーーーー!
さてさて
今日のタイトル。
どーゆーことじゃ。
『花と私と指先の紙一重』
PAMでは高慢ちきの教えにより
舞踏(大野一雄先生を師とする)
を取り入れた演出もある。
舞踏とは生と死の狭間、
命のやりとりを表すダンシング。
技術や型ではなく、
空間とエネルギーを元に
インスピレーションを受け創造する
命懸けの踊り。
その一つとして花を踊らせる舞踏がある。
指先で花の茎を持ち
花を踊らせる。
ただぴょんぴょん腕を動かすんじゃない。
自分を徹底的に消す。
レンはあくまでも黒子に徹する。
花を先行させ
体はそれについていくだけ。
どう動くのかは茎を持つ指先から
紙一重で感じる。
簡単そう?
自分を消すことは簡単じゃない。
つい身体が楽な方に動いたり、
思考でこう魅せたいと頭が働く。
でも花に踊らせるのにこれらは必要ない。
考えるのではなく
今感じるものを描く。
そうすると自然に花と一体になれる。
不思議な感覚。
レンはまだまだ肩や関節に力が入り
指先から花の全体性を感じる力が弱い。
大野一雄先生の動画を見てみると
指先から足先まで体の沢山の箇所に
命を帯びている。
指先から宇宙が生まれ
天地創造する踊り。
前よりもレンの視野が広がったのか
大野先生の凄さがより分かるようになった。
ありがとうございます。
大野一雄先生でもう一つ。
弟子であり息子であり
先生でもある大野慶人さん。
晩年の舞台時には
一雄先生の足となり
先生の触る椅子を心地の良い
タイミングで動かす。
先生が花ならば
慶人さんは軸だけを残した完璧な黒子。
その関係性は見ていて妙に
面白かった。
不思議な親子だ。
そしてこの黒子の姿勢を学ぼうと思った。
今すぐやるしかない。
こうしてまた新しいチャレンジができる。
表現という仕事は正解やゴールがない。
もちろん基本は大事。
基本の木を育てた後に、
枝葉をどう伸ばすのかは貴方次第。
無限の可能性があります。
だからこそ面白いし飽きない。
ただし先に木は育ててね。
最近は木をすっ飛ばして
枝葉を自由に伸ばしたい人が多い。
レンもそんな時あるけど。
気づいていけば良いのだ。
よーし本番も発見し続けるぞ!
頑張るちゃ💟