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時の流れに漂うエッセイ

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感じたことをただ筆の赴くままに。
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記事一覧

役割に生きて、人生を滅す

2024年が終わろうとしている。 今日は奥さんが仕事納めで、ぼくはワンオペデイだった。ふたり…

お金がほしいって承認欲求ですか?

上司とMTGをしていて承認欲求の話になった。「ぼくは承認欲求あまりないから・・」というと、…

看病の休日、あるいは組織開発と唯識について

今日は次男の発熱もあって休みをもらっている。奥さんの体調も芳しくないのだけれど、長男とぼ…

十全感あふれる社会をつくる

昨日、今日と街はクリスマスで一色だったはずだが、我が家は次男の高熱によって、まったくその…

無記:性善説、性悪説を超えて

今朝は、1日ぶりに瞑想を15分おこなった。吸気を1、呼気を2とし、10まで数えてまた1に戻るとい…

対人支援家こそ、対自分支援を。

今日は一段と寒くなった。毎日の次男の送迎が、寒さで辛い。一方で、2歳の足でゆっくり歩く40…

余白を許さない社会で余白をつくる

最近はあえて、余白のある生活を心がけている。それは仕事でもそうだし、プライベートでもそうだ。 ぼくは子どもがふたりいる。奥さんも共働きで、いつも時間に追われまくっている。朝は子どもふたりの準備も含めて、保育園を送ってから仕事をはじめる。もちろん日中は仕事で忙しい。夕方になれば、保育園のお迎えをして夕食をつくって、慌ただしくお風呂に入れて、夕飯後はすこしリラックスしたら寝かしつけの時間だ。自由時間を確保するために睡眠時間を削る。そんな生活である。 ゆとりのない生活は人をスト

目の前の奇跡を忘れるぼくたち

先日、はじめて加藤洋平さんのゼミに参加させていただいた。テーマは、成人の発達理論×唯識で…

勝ち負けによる成長と自己満足による成長

個人の成長に勝ち負けは必要だろうか。 ふりかえってみて、自分が勝ち負けにこだわった最後は…

自分に倦む

組織開発という領域で仕事をはじめてもうすぐ20年の月日が経つ。奥が深い領域であるため、まだ…

変化を妨げるのはいつの日も

今日は長男が発熱して学校を早退して帰ってきた。先週末、次男の発熱につづき体調不良がつづい…

なぜか世界が味方をしてくれない、そんなときは

成功しようともがいて、頑張っている人が、なかなかその果実を得られない。なぜか、掴みたいも…

子どもの成長とダイナミックスキル理論、あるいは対人支援者に必要なマインドセット

毎週土曜日は長男の体操クラブの見学が習慣である。長男の頑張りや成長を見るにつけ、親として…

心的外傷を乗り越えられる社会づくりを

心的外傷後成長(Posttraumatic Growth、PTG)という概念がある。心的外傷後成長とは、困難な経験や危機的な出来事からポジティブな心理的変化を遂げることを指す。米国心理学者であるリチャード・テデスキ氏とローレンス・カルホーン氏によって提唱された。 心的外傷後成長を遂げると、次のような変化があるという。 人生への感謝 内面的な強さ 他者との関係の深まり 新たな可能性の発見 人生や仕事の優先順位の変化 自分の人生に新たな意味や目的を見つける ぼくは