子育ては次のステージへ
今年もあとわずか。今年も、父親として色々な経験をさせてもらいました。
その中でも大きな経験は長男の高校受験。僕自身、今でこそ勉強や学歴なんか関係ないと心の底から思えるのですが、子どもにとっては、やっぱり大きな人生の分岐点になることは間違いない。当然、僕も本人が望む進路に行けることを強く願っています。
我が家では、夫婦それぞれの価値観を伝えるようにしています。僕と長男は呑気なところが似ていて、専ら、父子で妻に怒られることも多々ありますが。笑。僕から言えることは、いつでも挽回できるということ。目標を持ってそこに対して頑張ることは大事だけど、仮に上手くいかなくても、それも一つの大事な経験。まあ何とかなるということ(と言って妻に怒られる)。
そしてもう一つ。我が家から小学生がいなくなるカウントダウンが始まったことです。随分先な話だと思っていましたが、なんと、我が家から小学生がいなくなるのです(大事なので2回)。
この間は、小学校2年生から続けてきたソフトボールチームの最終試合でした。入団翌年からコーチとして、ほぼ毎週末一緒に練習をして、一緒に試合に臨み、一緒に一喜一憂をしてきました。この先、野球を続けるかどうかは別にして、ここまで近い距離感でできることは限られてくると思います。(長男も野球をしているのでよくわかります)
子育ては期間限定とよく言いますが、乳幼児期の時は、1日、1ヶ月単位。未就学の時は数ヶ月単位。小学校に入り数年単位と一気に節目のスパンが伸びたような気がします。
子どもたちはできることがどんどん増えてきて、それぞれ自分たちのコミュニティも形成されてきています。人間関係で悩んだり、周りと比べてみたり、試練もたくさん経験してきているようです。それと同じように、僕も妻も関わる人間関係が増え、一緒に悩んだり苦しんだりするなどもしています。
子育ての大変さの中身も随分と変わった反面、楽しさも大きく変わりました。子どもではなく、ひとりの人間として接するようになり、対等にコミュニケーションが取れる。子どもの人生への応援も、(うまく言えないですが)現実モードになり、より楽しさや嬉しさも増していっています。
今のところ2人とも、反抗期、思春期と順調に成長していますが、男の子にしては会話はかなり多いと思いますし、注目を浴びたがります。笑(勝ち目ないマラソン大会でも見にきて欲しいと言うなど)
親として、子どもへの関わり方に何が正解かはわかりませんが、少なくとも、何気ない日常を幸せと感じることができているのは、いいことなんじゃないかと僕は思っています。
この幸せな時間は、今の子育て時間感覚で言うと、あっという間に過ぎていきそうです。子どもが巣立ち、夫婦2人になる時が来るのも楽しみですが、まだまだ楽しんでいたいものですね。