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1型ちゃんと初の海外旅行

1型との診断を受け、
インスリン治療が毎食毎の日課になって
初めての日本帰国をしてきた。

コロナの影響もあり、帰国は3年半ぶり。
この3年半の間に一型糖尿病と診断されていたので、
日本に居る家族とは治療開始してからの初対面!!
母が心配するかなぁとか、
移動がうまくいくかなど帰国までは心配の毎日。

1型になって初めての海外&初めてのフライト


以下は帰国まで頭の中をぐるぐるしていた
私の心配ちゃん達リスト

  • 慣れない食べ物でカーボカウント出来るのかな?

  • ご飯や麺類、それに日本食って結構お砂糖使うよね、食べれるのかしら?

  • 母の反応は?お料理とか気を使わせてしまうかな?

  • 外に出てる時や人に会っている時はインスリン投与はやっぱり席を外すのがマナー??

  • 具合悪くなったらどうしよう、母ちゃん絶対に心配する!

  • 旅の途中で医療品無くなったらどうしよう

  • 何をどれだけ持っていけばいいんだ?

  • 治療に必要なもの全部持ったかな?

  • 医療品全部手荷物に入れた方がいいという事は、セキュリティー通るんだよな。大量の針大丈夫かな?

  • チェックインのセキュリティーで針取られちゃったらどうしよう!!

  • 腕の血糖値検査機セキュリティーチェックで引っ掛かるよね?!取ってくださいって言われたらどうしよう

  • 海外旅行保険入れるかな?

と、さっと上げても出てくる出てくる。
1型の診断前には考えもしなかった事ばかり。
こうやって今までとは違った1型ちゃんとしての
海外旅行初チャレンジが始まった。

中でも特に心配だったは
医療品を持っての飛行だったかな。
手荷物か預かり荷物にするのか、
セキュリティーチェックの心配、
インスリンと針以外に海外であると便利な物は??
などなど初めての事ばかりで、
実際、セキュリティーチェックを通るまでは
メッチャ緊張していた私です
久々に待ち時間に貧乏ゆすり出たぐらい緊張してた!!

でも、実際は全く問題なし!
国際便も日本国内便も利用したけれど
何ら問題なくスルー!!
オーストラリアのセキュリティーを通過した時には
本当に安心して、どん疲れだった(今思うと笑える!)


セキュリティーチェック終了後搭乗待ち!
ホッとして疲れが増した感じ!((´∀`*))


出発前まで準備したもの

今までは海外へ出る時は
財布とパスポートさえあれば、
後はどうにでもなる!と適当な私だったのが、
今はそれに糖尿グッツが付け足された。

以下は私が出発までに準備したもの

― 毎日使う2種類のインスリンを一箱ずつ 
足りなくなるのは怖いので、十二分に準備。
箱のまま持って行った理由
必要な際は、この薬が私のものであると
証明できるかなと思ったので。
(オーストラリアでは、箱に使う人の名前と
処方してくれたドクターの名前が印刷されて貼ってある)

ー十二分な針をジップロック袋に入れて
私は念には念をという事で200個持っていきました

ー十二分なコレステロールのお薬を箱ごと
私は一日1錠摂取している

ー必要な分プラス1つの血糖値検査機リブレ

ー低血糖の際にに食べる糖質量をよく把握している食べなれた甘いもの 
低血糖の時にどれだけ食べればいいの?!というパニックを防ぐ為。

ーかかりつけ医さんからのお手紙

問われる事は無いとは思いながらも、
常に針と移動しなくてはいけないという事の証明。
それから緊急時に役立つかもと思い
お願いして書いてもらいました。
お手紙の内容は私が1型であるという事と
治療に必要なインスリンの名前と量、
そして長距離の移動でもなんら問題ないという簡単な物。

パッキング方法

どのサイトを調べても、
インスリンを含めた治療用品は絶対に手荷物で!
とのアドバイスだったので、
私も自分の手荷物バックに入れて出発。

機内で必要な分だけのインスリンと、
少量の針をいつものHIDEOのポーチに入れて、
後はいざという時の甘いものを
自分のハンドバックの中へ。

滞在中の治療品には大量の針が入っているので、
調べられる事を考慮して、
全ての物(上記に挙げたもの)を
一つの大き目のケースに入れて、
セキュリティーを通るまでは
必要なくても取り出しがし易いリュックへ。

無事にチェックを終えたら、
大量の治療用品は
飛行機の中ではあまり使わない手荷物の中へ!
その鞄は席の上のバックスペースへいれて
See you in Japan!!

リブレと針とセキュリティーチェック

腕についてるセンサーは
針が腕に刺さってる状態だし、
表面はプラスチックだけど、
中はなんだか細々と金属っぽいぞっ!
という事でピピっと引っかかると想定し、
チェックの前に腕を見せて、
医療器具です!と申し出る! 
(ネットでは引っ掛かる、引っ掛からないと
賛否両論でした)
すると、やはり come here please!
と私だけサイドで腕のセンサー周辺をチェック。
(私はいつも引っ掛かるタイプ)
でも、それでおしまい!

子供たち二人が心配そうに見てたのを
優しい気さくなセキュリティーのおじちゃんが
すぐ終わるさ!と話してくれてた
しまいにはこのおじちゃん
”これで血糖値測れるの?!
医療の発達はすごいねぇ!
Have a wonderful time!!”と
送り出してくれた!
気分上がる!

他のフライトもほぼこんな感じで
何ら問題なく終了!

荷物チェックは鞄から出して、
医療品です!と言うと
簡単に調べるわね!と
目で調べてもらった後に
他の荷物と一緒に機械通して終了!

あれだけ心配していた初めてのフライトも
こんな風にさらっと終了!

滞在中はいつものルーティーンと違うので
ちょっとした工夫をして、
色々な食べ物に挑戦して、
数値もわりと落ち着いていて
”大丈夫だ!出来る!出来るよ!”と
これからも1型ちゃんと暮らす自信につながった。

ご縁が会って出会った友人の心こもった手料理♥
美味しかったぁ!
1型になってこれだけの量のお米食べたの初めて!

今度は日本滞在中にブレイクスルーした
炭水化物への恐怖解消体験について
書いてみようかなぁ。

こうやって色々な経験が出来て
感じる事が沢山あるから
非日常から離れる旅って大切

1型でも大丈夫、私らしく旅できる!
そんな風に感じた帰国でした。









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