#3 押見修造作 血の轍を見て
毒親育ちを扱っている漫画で今とても人気のある本作品を12巻まで読みました。
苦しくなりながらも先が気になって何度も読み、12巻までしか読めてない。
なんとなくそこまで読んだら、それから先がどうなるか想像がついてしまったというか
後は母が死んでからせいちゃんがどうなるかだよね。
完結したと噂で聞いたけど、読む勇気がないです。
この作品の良いところは母を悪者としては書いていないところです。
(私はそう捉えてました)
しかも、逆に、お母様の人生をせいちゃんが狂わせたかもしれない描写があって
それを見た時に分からなくなった。
もしかしたら私も、両親に人生を狂わされた気でいるけれど、両親からしたら私に人生を狂わされたという方が真実なのかもしれない。
子供は親を選べないけど
親も子供を選べないから
もしかしたら真剣に子育てしたのに、精神疾患になっちゃってどうしたらいいかわからなくて、喚き散らしたりしてたのかもしれない。
両親からされたことはひどかった 。
でも、私が両親にしたことだって、ひどかったの、多分。
それは忘れてはいけない。
おそらく、父も母も、親に認められずに育った。
だから私に対しても、愛し方が分からなかったのだと思うんです。
本当ならコミニケーションをちゃんととって
人の愛し方を一緒に学んで成長していくのが、家族のあり方だったのかもしれないです。
でも私は耐えられずに途中で、逃げてしまった。
だから、今からでもなんとか悔いが残らないように、コミニケーションをとって関係を改善していきたいと考えています。
毒親育ちが被害者だという考え方をよく見かけるのですが、毒親育ちは被害者じゃないんです。
加害者でもあるんです。きっと。
また更新します、それでは。