ボーリングとペッテリ
村にある数少ない娯楽施設の一つ、ボーリング。全部で8レーンくらいかな?かなりこじんまりしています。
繁忙期が落ち着いて余裕が出てきた頃に、職場のみんなと行ってきました。うちら人数が多かったっていうのもあると思うけど、完全に貸し切り状態。
倒れたピンを立てたり、投げたボールが戻ってくるところとかスコア計算とかもしかしてアナログなのかなーなんて思っていたけど(失礼w)、日本でやるボーリングと変わらず、ちゃんと全部自動でした。
(アウトドア好きで超優しくて奥さんとの仲睦まじい様子が超すてきすぎる彼。真冬の極寒の中、キャンプしてテント泊とかもやってるらしい。すご)
トップ写真に写る彼
トップ写真の彼は、シフト管理したり人事とやりとりしたり救急訓練やスノーモービルトレーニングもしたりもちろん現場にも出るし、ほんと何でも屋さん。めちゃイケメンでいつも落ち着いてて冷静で口数少なくボソボソ喋ってるんだけど、同僚曰く「ただの人見知り。慣れたら冗談言いまくってるよ」って。
残念ながら私は冗談言ってるところは見たことないし、そんなこと言う仲にはなれなかったけど、私が落ち込んだりミスしたりゲストからクレームをもらった時にも、全然怒らないしいつも受け入れてくれるとても穏やかな優しい彼でした。
日本とフィンランドの違い
後で聞いたところによると、フィンランドの会社って内意識というか、社員がクレームもらったりしても「あなたはがんばっている。大丈夫」みたいななんかそんな風潮があるらしい。だから彼もいつも私を受け入れてくれてたし、私がやりやすい方法を聞いてくれたし、より良い環境にしてくれようとしたのかもしれないな。
今思えば、「どうやったらその人が楽に力を発揮できるか」その環境を整えるのが会社で、そうすることによって客のニーズも満たす。そういうことなのかな、と思った。分からないけど。
日本って、特に客商売だと、客の意見ってとても重要視されているし(フィンランドが重要視していないわけではない)、何ていうか、上の人たちが客の声を敏感に受け取ってそれを改善するために部下たちを指導する(時に怒る)っていうのがあるかと思うんだけど、フィンランドはそういうのがないのだとしたらとても働きやすいだろうなと思った。実際、私はすごく救われた。
口数少なく無愛想なのもフィンランド人あるあるだし、彼は、まぁ要するに典型的な田舎のフィンランド人ってことかなw 元気してるかな~~。やっぱりいいですね~フィンランド。
(森の散歩がてらちょくちょく行っていたけっこうお気に入りの小屋。暖を取りながらオーロラを待てる)