お城のクリスマスマーケット inデンマーク
こんにちは!
デンマーク第四の都市、オールボーに住むリアです。
今回は、ひぐちさん主催のアドベントカレンダー企画「Let'sシェア!外国のクリスマス🎄」への参加記事です。
デンマークだけでなく、様々な国から皆さん投稿されているので、まるで旅に出た気分です。
さて、今回は、オールボーからは少し離れた場所からお届け。
Voergaard Slotというお城で開催されたクリスマスマーケットをご紹介したいと思います。
Slotはお城という意味です。
名前の読みは”フェルガード城”というのが近いと思いますので、この後はカタカナで記載します。
フェルガード城は、北ユトランド半島に位置し、オールボーからは35kmほど北東に進んだ場所(車で30分ほど)です。
その歴史は古く、1400年代の後半まで遡ることができますが、今の形に完成されたのは1500年代後半、Ingeborg Skeelという女性が城主であった時だそうです。
ちょうどわたしが訪れた時は、デンマーク北部が大雪だった直後。
すっかり雪景色となったお城に出会うことができました!
トップの画像は、お城の全体を写したものです。
いわゆる"お城"のイメージ(シンデレラ城のような!)よりも少しこぶり。
豪華な邸宅、という趣です。
今回のお目当ては、クリスマスマーケット!
数多くのデンマークオリジナルのお店が軒を連ねています。
わたしはここでツリーに飾るオーナメントと松ぼっくりをゲットしました。
松ぼっくりにも糸をつけて、ツリーに吊るしています🎄
***
お城の中も見学することができます。
ただ、撮影はNG。。
ご紹介できずに残念です。
城内にはいくつも豪奢なリビングルームがあります。
フェルガード城の今年のクリスマスのテーマは「børnenes juln(子供たちのクリスマス)」。
テーマに沿った、可愛らしい飾り付けがされていました。
部屋ごとにテーマカラーもあり、クリスマスツリーだけでなく、まさに今この瞬間にクリスマスパーティーが始まるような、そんな雰囲気を感じさせるデコレーション。
ブリキで作られた昔の子供のおもちゃも飾られていました!
Facebookで「Voergaard Slot」と検索すると、少しだけお城の中の様子も見られますので、ぜひ。
なお、フェルガード城にはとっても素敵なアートたちが数多く展示されています。
肖像画や風景画、刺繍画、ソファやベッドなどの家具、シャンデリア、礼拝堂、お城そのものの建築。
小さなお城ではありますが、とても歴史のある素晴らしい場所です。
また違う季節にも訪れてみたいところです!
ただ、なぜかちょっぴり不気味な逸話もあり。。。
城内のとある場所に消えない血痕がある、とか、白い服を着た女性の幽霊が出る、とか。。。
可愛いらしさとのギャップもあり、余計に怖い気持ちになってしまいました。
***
今回もお読みいただきありがとうございました!Tak!
素敵なホリデーシーズンをお過ごしください。