2021/3/4 新聞記事ピックアップ
こんばんは。2021/3/4の面白かった新聞記事を3つピックアップしていきます。
1. 二重マスク、効果は限定的 理研が「富岳」使い計算
二重マスク、息苦しいだけであまり飛沫飛散防止に効果が無いみたいですね。
2. 東アジア「人口減時代」に突入 想定より10年早く
日本に続いて、東アジア諸国の人口自然減少(死者数>出生者数)が始まったそうです。
人口減が起こっているのが韓国、台湾、香港で出生率の減少が主な原因だそうです。
特に合計特殊出生率の落ち込みが激しいのが韓国で18年に0.98となり、20年は0.84を示したそうです(同、日本は約1.3)。
日本の合計特殊出生率推移は
1人あたり国内総生産(GDP)が1万ドルを上回った80年代半ばに低下が顕著となり、90年代半ばに1.5を下回った
他の東アジア諸国
90年代前半に1万ドルを超えたが、やはり10年後の2000年代に1.5を割った
中国は
19年に1万ドルを超えており、経験則からみて、出生率が急低下する時期を迎えつつある
国の経済が豊かになると、子供を作らない世帯が増えるという矛盾が見えてきますね。経済性を求めるばかりなのも考え物です。
3. コロナ医療、機器あれど医師おらず 効率的な体制不可欠
日本は病院、集中治療室、治療器はそろっていても、医師不足によってそれらを使えていないとのことです。
人口100万人当たりのコンピューター断層撮影装置(CT)は約100台、磁気共鳴画像装置(MRI)は同約50台でいずれも世界一。画像から異変を見抜く専門の読影医がいない施設も少なくない。撮影した画像の「見逃し」が発覚する事例も相次いでいる。 (一部抜粋)
専門家不足で、装置を動かしてもそれを診断できる人が居ないというのはもったいないですね。
日本経済新聞が首都圏4都県の病院を調べたところ、ICUがある142病院のうち、1割弱が集中治療や救急科の専門医が不在。特に集中治療専門医が少ない。米国2万9千人、ドイツ約8千人に対し、日本は2千人のみだ。(一部抜粋)
この数を見ると、日本の専門家の少なさが浮き彫りになりますね。
日本はハコモノを作るところまでは良いのですが、それを運用するソフト面に非常に難があるように感じます。
ぜひ、専門家を育成するような取り組みをしてほしいと思いました。
このほかにも、三菱重工がノルウェーでCO2回収プラントを稼働させる計画が立ち上がるなどのニュースがありました。
皆さんはどのような一日をお過ごしでしたか?
最後まで読んでくださった皆さんに良いニュースが訪れることを願っております。