新卒3年で週3勤務フリーランスという働き方を選択したわけ
こんにちは。
新卒でいわゆる大手コンサルティングファームを3年働いて、フリーランスになりました。
現在は前職のような仕事を週3で働いて、残りの時間は自分の趣味の時間を過ごしています。
今日は新卒3年働いた結果なぜ週3勤務のフリーランスという生き方を選択したかについて書いていきたいと思います。
1日の仕事時間と自分の時間の割合を計算した
私は今、
朝はゆっくり起きて、
週3でご飯を食べていくために働いて、
残りの時間は自由に過ごす。
そんな生活を過ごしています。
ほんの1年前は、
8時半に満員電車に乗って
9時には灰色のオフィスの机に座り
その日の夕方ごろに今日は20時には退社できるかわかり
コンビニやお惣菜屋さんのお弁当を買って帰る
そんな生活をしていました。
私がそんな生活から今の週3勤務を選択した理由は
人生のうちの大半を自分のやりたくないことに費やしていいのか
まだピチピチの20代をこんなクタクタになりながら遊ばず机に齧り付いている毎日でいいのか。
そんなことに疑問を持ったのが始まりでした。
1日皆さんが活動する時間はどのくらいですか?
私は睡眠時間が24時〜翌朝6時半は最低でも必要な人間だったので、
24時間のうち活動できる時間は17時間でした。
そして、通勤を合わせると朝8時半から21時まで仕事のために時間を使わないといけないので12.5時間は仕事で時間を使っていることになります。
そうなると、
毎日4.5時間、1日の活動時間の3割しか自分の時間に使えないということに気がつきました。
ご飯やお風呂などの時間を考えると3.5時間程度しかありません。
これは社会人のみなさんからみると
普通じゃない?と思う人も多いかもしれません。
バブル世代の方からみたらもっと働け!寝るな!と言われそうです。
だけど考えてみてください。
1日のうちの5割、活動時間だと7割を仕事に使っています。
土日を含めても一番人生で動ける時期を仕事に使っていることになります。
私は仕事が全然好きではありませんでした。
なので、この事実を知った時
なんでこんなに働いているんだろう
と自分を思い返すようになったのです。
働くのは、食べるため?贅沢するため?それとも趣味?
この事実に気づいた時、
私はこんなに働く必要があるのかと今一度問いかけてみましたが、答えはNO。
どう考えてもこんなに働かなくても食べていけるのです。
食費、家賃、保険、光熱費こみでも東京では15万あれば最低生きていけます。
この15万を稼ぐには実はバイトでも全然可能な金額でした。
そして当時、私の月の給料はそれをはるかに上回る金額をもらっていました。
この差額は20万以上。
果たしてこの余るお金は何なのか。
同期をみると、いい家にすんだり、車を買ったり、好きなブランドのバックを買ったりとさまざま。
私も最初は大好きなエステとか服とか旅行とかに使っていました。
一時的には満足感で心が満たされましたが、それは一時のものでどこか虚無感がありました。なんだか全て心が満たされている気はせず、浪費も飽きてしまいました。
その一方で時間は足りませんでした。
自分に浪費したい時間があまりなく、
それがすごくすごくストレスに感じていました。
特に、新しいことに挑戦する時間や他の仕事を副業でもやる時間、
とくに気力がありませんでした。
そう、単純に疲れていたのです。
その時に改めて、
私はなんのために働いているのだろう
と思い返しました。
食べていくため?
こんなに働かなくても生きていけるし
贅沢するため?
ブランド物とか興味ないし浪費向いてないし
趣味?
・・・・
私はこの仕事をなんのために働いているか答えを見出すことができませんでした。
そしてそれと同時に私が幸せにいられる方法は、
生活するために必要なお金と
もっと自分の時間を確保できる環境
ということに気がつきました。
ライスワークが成り立つ仕事を探す
週3勤務で生活していけるくらいのお金を得るには
前職のコンサルタントの仕事を業務委託でやるのが一番手っ取り早いのではないかと仮説を置きました。
これはビンゴで
インターネットで検索してみると、
業務委託と言われる案件はたくさん転がっていたのです。
しかも、正社員雇用って実は会社の負担が大きいため、いつでも切れる業務委託は月の単価が社員よりも高いことが多いということを知りました。
そして現在はITバブル。
IT系のコンサルタントだったので3年間の職務経験でも十分食べていけるだろうと考えました。
週3でも雇ってくれるところは絶対あるはず!
と諦めず色々なサイトを検索しては探していました。
そして色々な案件にDMを送ったりした結果、
十分食べていけるほどのお金で週3勤務しかもリモートの仕事を見つけることができました。
会社を辞める前は週3の仕事で生きていけるのと思っていたけど、
世の中以外にもそういう仕事はたくさん転がっているんだ
という事実をこのとき初めて知りました。
週3で働く今
週3で働き始めてから半年が過ぎているところです。
こうやってnoteをゆっくり更新できるくらいのんびりとした毎日を送っています。
会社員のときにやりたかった、
ご飯をちゃんと作って食べる
という些細なことでも、できた頃はとっても嬉しかったのを覚えています。
自分の時間ができると
勉強系のYouTubeを見てさまざまな稼ぎ方を学んだり
面白そうな事業のお手伝いをちょろっとしたり
青春18切符で旅したり
と自分が心の赴くままにやりたいことを実行できるのはなんだか生きている感じがします。
もちろんデメリットもあって
スキルアップする実務経験が踏めない
とか
暇すぎて逆にどうしていいかわからない
とかあります。
だけど、今この暇な時間は自分がやりたかったことを大学生なみかそれ以上にチャレンジできているので日々の成長をとても感じているのも事実。
このペースで行くと、30後半くらいには、ある程度の自分のやりたいことができるんじゃないかと思っています。
その頃には逆に本当に自分のしたいことが見えてきて死ぬまでには色々とできちゃってるんじゃないかなあ
そうしたら、人生に悔いなしと言えるかもしれない。
そんなことを考えると、もう少しこの暇な生活をしようとおもっているそんな毎日です。
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