こうしたら暖が取りやすいのではないでしょうか?
はじめに、このたびの地震で被災されている皆様に心よりお見舞い申し上げます。さきほどブログに投稿したのですが、noteにも同じ内容を
投稿させていただきます。
今年の冬は暖冬と言われていますが冬は冬。風は冷たく、陽が陰ればさらに底冷えする寒さです。わたしの住んでいる地域さえそのように思うのですから、今、被災されている石川県の皆様にとって暖かく過ごすことは切実な思いがあるのではないでしょうか。
電気もガスもなく過ごしていた戦国時代の侍はどんなふうに暖をとっていたんだろう
そんなことを思って調べていたら、昔の方の暖の取り方がいろいろでてきました。戦国時代に限らずなのですが
・囲炉裏や火鉢、炬燵(こたつ)
・鎧の下に、和紙の下着の様なものを身につけていた
・携帯用の温石(おんじゃく)、懐炉(かいろ)
・就寝時の湯場姿(ゆたんぽ)、行火(あんか)
できるだけ、暖かさを長い時間持続したい。それもかんたんにできる方法で。
この中だと温石はどうでしょうか?
癒しの方法で「ストーンセラピー」というのがあります。わたしは施術を受けたことがありませんが、ネットで調べてみると、お湯で50℃~60℃に温めた石は大小のサイズの違いで20分~45分くらいの持続時間があるようです。石の種類も重要です。玄武岩という石は暖かさを持続してくれるそうです。石川県は玄武岩と所以があるようですね。
また、アウトドアからの視点では焚火などと一緒に石を利用することがあります。但し、熱を加えると砕けてしまう石の種類もあるそうなので選別が必要です。石は熱を保ちますので、お湯を温めたり料理に使ったり余熱のある石を懐炉としても利用できるようです。懐炉の場合は何か布で覆った方が保温を保てて良いかもしれないですね。
わたしは知識がないもので、このくらいのことしかわかりません。また、石は便利な反面、高温を保つと火傷や火災などの原因にもなって危険です。アウトドアに長けている方や正しい知識をお持ちの方、ぜひ石を暖の方法として使われてはいかがでしょうか?
よろしくお願いします。