見出し画像

話すときのこと

話をするという行為は、基本的に対象となる相手がいます。コミュニケーションの方法としては多種あると思いますが、私はことばを介して行うこと、特にことば選びにとても興味を抱いています。例えばかたちに変身したかと思うと、音になったり、心の中に訪問してきたり、記憶にのこったりします。存在がなくても意味を成す時もあるし、柔軟で、詩的で論理的で、時に攻撃的で、包み込むような愛情も持っています。そんな、縦横無尽のような存在なので、ことばの中にリスペクトを忍ばせて相手に届けたいというのが理想です。

自分の想いは伝わっているかな。どうしたら伝わるのかな。シンプル過ぎるとわかりづらいかな。でもこねくり回してしまうとしつこいのではないかな。一周巡ってまたスタートラインに立っていたり。でも、今までの人生を振り返ると、あまりむずかしく考えすぎないときの方がストンと腑に落ちてうまくいっているような気がします。

無事に相手へと着地してくれたらいいなと思うし、願いでもあります。

いいなと思ったら応援しよう!