私の仕事 自殺防止(18)
はじめに
皆さんこんにちわ。他者支援のプロ ラングめぐみです。
人生の冬を過ごす方々と共に歩いてきました。日本及びドイツでお子さん、病気の方、高齢者の方の心のサポートをしてきました。
現在他者支援のプロによる元気が出るコーチングをモットーにボイスマルシェで活動しています。
米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチです。
ラングめぐみの自己紹介
はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
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またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。
今日のテーマ 自殺防止
さて今日は現在の仕事の一部であるボランティア仕事の自殺防止について書きたいと思います。
前回の記事はこちらです。
何回か一般医にむけて自殺について書かれたWHOの報告を紹介しています。
今回は
【プライマリケア従事者のための手引き】
から自殺問題の200年の状況を復習します。
統合失調症
統合失調症患者の約 10%は結局、自殺によって死亡する。統合失調症では、思考障害、幻聴、衛生状態が保てなくなる、社会生活に支障をきたすといった症状が出てくる。まとめると、行動、感情、思考の面で極端な変化が現れてくる。
統合失調症で自殺の危険が高まる患者には次のような特徴がある。
若年、独身、無職の男性。
発病から間もない時期。
抑うつ的。
しばしば再発する傾向。
高学歴。
妄想型(猜疑的)。
統合失調症の患者は次のような場合にさらに自殺の危険は高まる。
発病初期で、激しい混乱や困惑を呈している。
回復段階で、外見上は改善したと思われるのに、精神内界では混乱がまだ残っている。
ようやく問題を克服したと思っていたのに、また再燃して、症状が現れた。
退院の直後。
身体疾患と自殺
ある種の身体疾患と高い自殺率が示唆されている。
神経疾患
てんかん
てんかんの患者で、衝動性、攻撃性、慢性の障害を認める場合、自殺行動に及ぶ傾向が強まる可能性がある。アルコールや薬物の乱用が重なれば、さらに危険が高まる。
脊髄損傷、頭部外傷、脳血管障害
障害が重篤なほど、自殺の危険は高まる。
がん
末期疾患(たとえば、がん)では自殺率が高まる。以下のような人には自殺の危険がより高い。
男性。
診断された直後(5年以内)。
化学療法を受けている患者。
HIV/AIDS
この病気に対する偏見や予後が不良のためにHIV に感染した人の自殺の危険は高まる。診断を下されたときに、心理的なカウンセリングを受けられないと、自殺の危険が高い。
慢性疾患
糖尿病
多発性硬化症
慢性の腎、肝臓、他の消化器疾患
慢性的な疼痛を伴う骨・関節の障害
循環器系疾患
神経疾患
性的な障害
その他にも、歩行、視覚、聴覚に問題を抱えた人も自殺の危険が高い。
苦痛を伴う慢性疾患に罹患した人の自殺率は高まる。
このようにあらためてまとめを読むと、人に人生において自殺衝動が起きる可能性は非常に高いということだと思います。そしてそれが自分ではなくても、家族、友人、会社の同僚など自殺情動に駆られる人と関わることはある可能性が非常に高いです。
ですからこのような知識を持っておくことは大切だと思います。
特に苦痛を伴う慢性疾患にかかる確率は年が上がることに増大します。
ですので気を付けることが改めて大切だと思いました。
今日はここまでです。
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