【検証】10分作業50分休憩
概要
10分作業して50分自由に過ごすを繰り返す。気分が乗らない時に関わらず少しでも作業を行う為の精神的アプローチの一つ。ポモドーロテクニックの一種?
10分で達成できそうなこと
・1日の予定を時間単位で立てる
・叢書を3〜5ページ読む
・単語帳1ページ(8〜10単語)を暗唱する
・服を10着前後ハンガーにかける
・1人1日分の食器洗浄、洗浄機や洗濯機を回す
・米を炊く
実行における障害への対策(運用ルール)
Q1.最初の10分を円滑に実行するには
A1.行動を「①生理現象に伴う活動」「②円滑な生活のため外したくない用事」「③それ以外」に分ける。疲労や精神疾患の状態に合わせて①か②のどちらかを作業開始判定にしてタイマーをつける。元気や思想に関わらず家族も含め他人に協力する、他人の予定に合わせて動くのは立派な作業。精神状態が悪い時はトイレに行くのも一苦労なので立派な作業だ。それらを起点にすることで最初の10分にかかる精神的コストを減らす魂胆。
Q2.時間内に求めている作業量を達成した
A2.10分経過まで作業を続ける。次(明日分)の作業を想定していない場合は10分間の余りの中で計画を練り、次の10分以降で実行する。このテクニックの習慣化目標に「毎日30分と同等の作業時間習慣を身につける」というものがあるからである。小学生の門限が17時と仮定し21時までに寝る場合30分程度の宿題・時間を確保できるだろうと想定したからである。
Q3.10分間を超過した
A3.作業完了後に50分の休憩タイマーをつける。このテクニックで強制的に実行していて継続的に消極的姿勢が拭えない間は10分で強制遮断してもいい。但し作業興奮で消極的姿勢が解除されている場合はやめたくなるまで作業を続けたほうが良い。10分経過後は自分のタイミングでいつでも終了し、50分タイマーをつける。但し、試験勉強等で厳しい制限時間下で遂行することが求められている人は10分で強制的に切り上げることを推奨する。
Q4.作業10分内で邪魔が入った
A4.A1の作業の3分類の②「円滑な生活のため外したくない用事」にタスク変更をした判定とし、10分経過後に自分のタイミングで50分タイマーをつける。
Q5.移動時間
A5.作業に含める。移動を作業に含まないのは現実に即していない。また、安全が確保できるならば散歩やステッパーを踏みながら作業すると健康に良い(必ず安全を確保した上で行い、必ず休憩を挟み、数時間も移動しないこと)。
実行しやすくなる環境構築
・作業の為の道具を複数用意する。
→自分は鞄ごとに違う新書が入っていたり、同じ参考書を複数用意している。多様な使い方ができるスマホやPCは作業の質を落とす原因になりやすいので可能な限り避ける。
・SNSやブラウジングができないスマートウォッチ、アラーム機能がついているG-Shock等の腕時計、タイマーを使う
・スマホ・PCを遠ざける