【情報追加】知って役立つ労働法~働く時に必要な基礎知識~+労働条件ハンドブック(外国語版あります)
仕事は、行政機関の労働相談です。
働く人も経営者ももっと労働法の基礎知識を身につけて欲しいといつも思っています。
大学の法学部でも労働法が必須科目ではないから、仕方がないのかもしれません。ますます働き方が多様化する時代に自分がどのような働き方をしているのか知らないと泣き寝入りをすることになります。
◆働く場所は意外に危ないところかもしれません。
労働法を守らなくても、死ぬことはないと思っていませんか?
「労働法」は「道路交通法」より守られていないのではないだろうか。と思っているので、働くことに関する死亡者数と交通事故の死亡者数を調べてみました。
労働災害死亡者数:774人(令和4年度)
脳・心臓疾患の労災請求件数(死亡):803人(令和4年度)
自殺者数(有職者)8,576人(令和4年度)
交通事故死亡者数3,216人(30日以内)(令和4年度)
この数字をどのように考えますか?
自殺者数(有職者)の全ての人が雇用労働者だとは思いません。
自殺の原因のすべてが働くことだとも思いませんが、
働く現場は、日頃何となく思っているより、ずっと危険だと思いませんか。
労働基準法をはじめとして、いろいろな労働法を多くの人が知って、法律が守られることにより、働く環境がよくなり、働きやすくなると思っています。長時間労働、過重労働、過労死や自殺者も減り、きっと働くことが今よりは楽しくなるのではないでしょうか?
そんな思いも込めて、わかりやすい労働法のテキストの情報を提供します。
◆国が発行している無料のテキスト
★労働条件ハンドブック(追加情報)
中国語の労働相談員さんと話したら、「労働条件ハンドブック」の方が簡単でわかりやすいということでこちらを追加しました。
日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タガログ語、インドネシア語、ベトナム語、ミャンマー語、ネパール語、タイ語があります。
資料だけで理解するのは、なかなか難しいかもしれません。
★知って役立つ労働法~働く時に必要な基礎知識~
厚生労働省作成の「知って役立つ労働法~働く時に必要な基礎知識~」は、
労働基準法だけでなく、労働契約法、パートタイム労働法、男女雇用機会均等法、育児介護休業法、パワハラ防止法(労働施策総合推進法)、雇用保険、社会保険、雇用形態等幅広い知識が書かれています。
会社に雇われて働く時に、是非、手元に置いておきたい一冊です。
日本語、英語、中国語、ベトナム語、タガログ語版があります。
知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~[2.7MB]
知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~(英語)[3.9MB]
知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~(中国語)[4.8MB]
知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~(ベトナム語)[4.3MB]
知って役立つ労働法~働くときに必要な基礎知識~(タガログ語)[2.1MB]
日本語版と英語版は、下記からアクセスをお願いします。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudouzenpan/roudouhou/index.html
★これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A
もっとわかりやすいまんが版です。
Q&Aでわかりやすく書かれています。
これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~[8.8MB](印刷版)
これってあり?~まんが知って役立つ労働法Q&A~[10.7MB](スマホ版)
★労働条件管理の手引き
事業主の方が労働者を雇うにあたって最低の知識が載っています。
労働条件通知書のモデルや36協定届書(時間外・休日労働協定)等の書式もあります。
このテキストをしっかり読んで、守って、労働者を雇用すれば、労使関係のトラブルはぐっと少なくなるはずです。
「労働条件通知書」をはっこうしない。自分が法律だと思って「わが社には年次有給休暇はありません」という経営者の方に是非お読みいただきたいです。
労働条件管理の手引き
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