ぬいぐるみが老人ホームのアイドルに!?ドールセラピー始めました
ドールセラピーのいきさつ
こんにちは!ライフケア・ビジョンの三宅です。私たちは大阪府を中心に
老人ホーム「はっぴーらいふ」シリーズを27施設運営しています。
このたび とてもありがたいことに、とある篤志家様よりぬいぐるみを20体寄付いただきました。寄付していただいたものはスウェーデンのルーベンズバーンというブランドのとても上質なものです。
すべてハンドメイドで作られています。肌馴染み、重たさ、目線…すべてが愛されるために計算されつくされているぬいぐるみ……!!
11月上旬、セラピードールとして「はっぴーらいふ」の一部施設へお届けしました。
入居者さまがこのぬいぐるみにどんな反応なのかドキドキだったのですが、なんと「施設のアイドルになっている(超訳)」と施設長から報告があがってきたではないですか!。
それはこの目で確かめねばならぬ…👀と思い、施設にお伺いしてきました🏃♀️
実際に施設へ…
有料老人ホーム「はっぴーらいふ高槻富田」では、ケビン君と名付けられ、入居者さまに可愛がってもらっています。(命名:スタッフ)
入居者さまにお見せするのは数日に1回。スタッフによる見守りが出来るときとのこと。少し落ち着かない時にお見せするとそわそわする感情が落ち着き、笑顔を見せていただけることもあるとか。
アイドルでは……?
実際に入居者さまにお渡ししてみた
施設にお伺いしたのはお昼過ぎでした。
食堂に向かうとおひとりの入居者さまがすぐに「だっこしったい」と声をかけてくださりました。
誰もが目を奪われてく……君は完璧で究極のアイドル………じゃん……。
利用者さまから「可愛いねぇ」の声が止まりません。
もう一人の入居者様も「可愛い!」が止まりませんでした。
息子同然の存在に
一方、こちらはサービス付き高齢者向け住宅「はっぴーらいふ箕面」。
こちらの施設では特定の入居者さまにお渡しし、どのような効果があるかを観察中。
「可愛い」気持ちは脳に良い?!
「可愛い」「癒される」と思う気持ちはドーパミンやセロトニンといったホルモンの分泌を促進するようです。脳への刺激に繋がり、認知機能の低下を防ぐ働きがあります。
(ドーパミンは幸せな気持ちを感じたり、意欲をつくったりと、「やる気の元」となるホルモンです。セロトニンはストレスに対抗し、気持ちを安定させるホルモンです)
▲可愛いが止まらん利用者さま
まだ始まったばかりですがドールセラピーを通じて、これからも利用者さまに「はっぴー」に暮らしていただければと励んでまいります!