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がん再発8か月目⑫ 不安ばかり
ここ3~4日は心が折れそうでした。今日はどうかな。
心が折れそうといいましても、一日ずっとではなく時々です。
術後、やっかいなことばかりで。
整理します
術後
①自力排尿ができなくなり自己導尿になった
②右大腿部の表在感覚鈍麻(触覚)
③陰部の感覚異常(ヒリヒリ感で痛い)
ここまでが仙骨を削った影響でしょう。
④抗がん剤の選択肢が少なくなった(つまり余命の短縮?)
これが一番のストレス。
おそらくストレスで『下半身全体のザワザワ感』が出現。こちらも波があり、ジッと座ったり立つことができなくなります。
昨夜も不安が非常に強くなりました。
なぜ、昨夜不安が強くなったかですが、
夕方に退院後にハヤシライス屋をしたいので入院中にe-ラーニングで『食品衛生管理者』を取得しようと申し込みをし、さっそく講義をPCで受けました。
講義を受けているうちに『もうすぐ死ぬかもしれないのに、こんなことして意味があるのか。』と思い浮かび、冷や汗が多量に出て一気に身体がほてりました。身体はムズムズしはじめ、『これはあかん』と音楽を聴きながら歩き回りました。
それでも治まらなかったので看護師さんに「不安が強くて」と訴えると、ゆっくりお喋りをしてくださいました。まだ、二年目の看護師さんです。ステージ4の20以上、年齢の離れたおっさんの生死の話を冷静に少し聞いてもらいました。
わたしが逆の立場ならうまく相槌すらもできないと思います。素晴らしい看護師さんです。
あとは看護師さんのお仕事のことなどを尋ね、お話してくださいました。
楽しいことも辛いこともある生活ですが前向きな方です。
感覚的には『次世代を引っ張っていかれるお若い方々、人生いろいろいあるけど頑張ってください。きっとこれからいいことがありますよ。』という気分になることが多いです。不思議なことにお若い方をみると思っていますね。会社の方に対してもです。
『聴く』『話す』の割合は7:3くらいが一番、気持ちが落ち着くようです。
今回の入院は思った以上のストレスでどなたかと話をすることで落ち着くことが多いです。会話するだけで苦痛がやわらぐんですね。
他のストレス解消法は
ブログを書く
仕事をする(本の執筆)
散歩(阪大病院内を歩き回って変わった建物を写真に撮る)
読書
テレビ
テレビって意外と苦痛を忘れさせてくれます。