がんばる勇気
がんばっていいんだよ。
今日はそんな風に、自分に改めて言いたくなった。
大人になって、色んな生き方をしている人がいる中で、仕事や勉強に、信念を持ってがんばる熱い人が、ときどき損をしているような、無駄に力を入れているような目で見られることがある気がする。
妙に、「上手くやる」ことが世渡り上手であり、世渡り上手であるべきで、無駄にがんばらなくていい、みたいな風潮をときどき感じる。
例えば、不器用なりにも若手が、「こんなことをやってみたい!やるべきです!」的なことを言うと、年配の上司が「まぁまぁ、そんな、そこまでしなくても。」って言うみたいに。
それとか、「仕事なんて、割り切ってやればいい。生活のためにお金もらえてるんだから。」とか。
確かに私も、苦痛なことや、理不尽なことを無理にがんばって時間かけるのはやめたいし、我慢したり、「耐えること」が美しいとは思わない。
できるだけ、悪いストレスを抱えないように、平穏な気持ちでいたいし、そのためには、無理にがんばったりせずに割り切りも必要だと思う。
ただ、がんばりたいことや、こだわりたいことや、大切に、真剣に考えて取り組みたいことがあるなら、ぜひがんばるべきだと思う。思いっきりがんばればいいと思う。
それを大切に思う人と、そう思わない人、関心のない人、バカにする人、色んな人が世の中にはいると思うけれど、自分にとって、自分の人生にとってそれが大事で、真剣に向き合ってみたいのなら、誰にどう思われようと大切にして、がんばるべきだと思う。
大人になればなるほど、がんばることや、がんばり方や、人生のライフステージが、人それぞれ違う。
学校に通ってたときみたいに、就職活動してたときみたいに、周りと足並みはそろわない。
だから、ふと自分だけがんばってるような気がしたり、なんでこんなことやってるんだろう…と孤独を感じることもあるかもしれない。
でも、仲間を少しずつ見つけたりしながら、自分の見えてる世界を大切にしていきたい。
がんばる人を、私は応援したい。
がんばろうとしてる人の熱を冷ましたり、足を引っ張らない。
自分の情熱を、わざわざ冷まそうとしたり、世間に合わせようなんて思わなくていい。
がんばっていい。
思い切り、がんばっていいんだから。