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小学生から始める、アウトプット力の養成方法
先日、「小学校へいかなくても勉強の心配をしていない理由」と題した記事を書きました。
この記事では主に読書について書きましたが、読書とはいわばインプット。
物事にはインプットとアウトプットが対になっているのです。インプットも大事だけど、アウトプットも大事。
アウトプット力を子どものうちからどのように鍛えていくのか、実体験をご紹介します。
継続は力なり!10年以上続いたダイアリー
僕は中3の頃からなんとなく日記というものを書くようになりました。えー、なんとなくと言葉を濁しましたが、正直に言えば、好きな女子ができて、そのときの溢れる思いを抑えきれずにペンに走ったとでも言いましょうか。最初は、大抵女の子のことしか書いていませんでした。
初めて彼女ができたとき、彼女とどこへ行ったとか、何したとか、どう思ったとか今見ると恥ずかしいことばかりつらつらと書いていましたね。これも青春時代のなせる技。今だったら絶対に書けない言葉ばかりです。
それが習慣化したのは高校生になってから。最初はノートに書いていたのですが、ボリュームがある文章は「書きたい」ときにしか書けないもの。高校生になって手帳というものを手に入れ、週間ダイアリーの日付のところに三行で日記を書くことにしてからかなり負担が楽になり、それ以来ブラック企業に勤めて月間300時間労働して、マジで時間がなくなるまで10年以上1日も欠かすことなく続きました。文字数にしたら毎日わずか100字くらいだったと思います。それでも毎日続いたのでかなりの文字数を書き続けたことになります。
いざというときに役に立った「書く力」
結婚して、子どもが生まれる時、色々と事情があって引越しをしました。仕事もやめ、妻には初めての出産での不安から「外で働かないで」と言われ、途方にくれていた僕を救ったのは「書く力」でした。
ウェブライターの仕事をとってきて、家で執筆をするようになりました。とりあえず、どんなテーマでもサラサラと文章が書けるのは、日記を書いていたおかげだなとこの時は思いました。ウェブライターの仕事は細々とですが、かれこれ8年続いています。今も定期的に3社からウェブマーケティング関係の執筆をいただいています。
小学生から始める日記の効果
うちの小学校1年生の娘も、毎日日記を書かせるようにしています。まだ字がそれほど上手ではないものの、毎日書いていればそれなりに上達してきます。毎日、何をしてその時どう思ったか、出来事と自分の感情・感想を簡単に書くようにしています。そして、親がそれに対してコメントをいれる方式です。この親のコメントが大事だなと思っていて、反応があるから続けられるということもありますし、言葉以外で親に伝えられるという成功体験の一つでもあるなと感じています。
僕がちゃんと日記を始めたのは中学生からでしたが、小学生のうちからこうしてアウトプットの仕方をトライアンドエラーしていくのはとても大事ですね。僕の個人的な体験でしかありませんが、書く力は将来必ず役に立ちます!
偉そうに、娘に日記を書かせてるなんて言っていますが、実は発案者は妻でして。僕はそれに乗っかっているだけでございます。
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