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自分の「好き」を深掘りすると幼少期の初心とキャリアが一直線につながる

こんにちは、7色のキャリアを持つコウスケです。僕もこれまであれこれとチャレンジしてきましたが、今の仕事はとてもやりがいも感じるし楽しく働けています。こういう仕事に出会えると自分もクライアントも社会もみんなハッピーになれるんですよね。この三方良しという考え、とても好きです

さて、自分は何が好きなのか、深掘りしたことはありますでしょうか?もしちゃんと考えたことなかったなという方はこの機会にぜひ、自分の「好き」に向き合ってみてください。今の仕事観が変わるかもしれません。

あなたの好きはなんですか?

僕は以前、自分の好きがわからなくなっていました。妻に「好きなことしたらいいじゃん!」と言われて、逆に何をしたらわからなくなってしまったのです。
え?好きなことってどういうこと?
それを仕事にできるわけないじゃん
仕事と好きは別だよ

と思っていました。

好きかどうかは置いておいて、自分ができることで人から求められたらそれが仕事になるのだと、本気で思っていました。

もちろん、そんな仕事でも人から頼られればやりがいは感じるし、実績を出したら嬉しいものです。それで納得のいく報酬がもらえて不自由なく生活ができたら十分ですよね。

十分ですか?本当に?
自分はこれで満足してる?
もうこれ以上ないってくらいに最高?
本当に好きでやっている?
そもそも、自分の好きって何?

そう自分に問いかけてみてください。

誰にでもある好きのターニングポイント

生まれてからひとつも好きなことがない人っていないと思うのです。折り紙が好きだったり、野球が好きだったり、戦隊ヒーローが好きだったり。これまでの人生で何かしら「好き」だったことがあったはず。それを書き出してみると面白いです。僕は一度見える化をしてみました。

幼少期の好きは純粋な気持ち

その人の本当に好きなものの原点は実は幼少期(7歳前後)の経験によるものだという研究があります。僕が7歳ごろに好きになったものといえば「お城」でした。毎日お城の目の前を通って通学していたので、自然と興味が湧き、それは日本の歴史につながりました。今あるお城の多くは戦国〜江戸時代に建てられ、戦後に復元されたものが多いですからね、やっぱり戦国時代が入り口でしたね。

子どもの好きって、打算的なものがありません。好きを活かして稼ごうとか儲かるから好きという気持ちは微塵もなく、ただ楽しいから、興味があるからといった純粋なものだったはず。ぜひ幼少期を思い出してみてください。

キャリアを選ぶ第一歩は大学

キャリアにつながる重要な選択の1つとして大学選びがあります。どこの大学へいき何を学ぶのか。どの大学というのは経済状況や学力の問題がありますので、好きに選択できるものでもないのですが、学ぶ分野は選べるはず。

僕は最初は歴史を学ぶ史学科を希望していました。ほんと短絡的思考で恥ずかしいのですが、歴史が好き→史学科だ!という浅はかなものでした。でも自分の知っている歴史とは何かと一旦立ち止まって考えました。

自分の知っている歴史とは教科書に載っているもの。今生きている時代もきっとそのうち教科書なんかに載るのだろう。何が載るのか。政治だ。歴史の教科書に書いていることの多くは政治の流れ。為政者がどう変わっていったかが書かれている。歴史とは過去の政治のことで、現在未来に役立つ学問とは政治学ではないのか、と。

それで僕は政治学科に進むことに決めたのです。結局は好きから始まった学科選びでした。

出会いによって人生は転がる

政治学科に入ったものの、興味があったのは日本の政治でした。そりゃそうだ、日本史が好きだったのだから。しかし、人との出会いによって人生とは大きく変わります。

楽だと聞いてたまたまとった国際政治学の教授の話が面白くて、この先生に習いたい!と思ってしまったのです。2年に上がる際にゼミの選択があり、僕は国際政治学ゼミを志望しました。

しかし、案の定めちゃくちゃ人気があり応募が殺到したため先生と先輩たちによる面接が行われることになりました。僕は当時、ピンクと金髪のエクステをしていました。まぁはっきり言ってやべえ奴です。どうみても真面目には見えない。チャラい学生。仕方ないのでそのままの姿で面接に行き、先輩方にはめちゃくちゃ不興を買いながらも「面白そう」と言ってくれた先生のおかげでゼミに入ることができたのです。

ゼミでは世界平和について学びました。海外にも行きました。これまで日本のことしか知らなかった自分の世界が大きく広がりました。日本とは異なる文化に強く惹かれ、僕は海外で働きたいと強く思うようになりました。

寄り道回り道しても結局たどり着く

僕は就活を経て歴史とも政治とも全く関係のない普通の大企業に就職をしました。そしてベンチャ企業へと転職し、海外で働くチャンスを得ました。それはものすごく刺激的で物凄く楽しい日々でした。死ぬほど、いや死にたいと思えるほど大変だったこともありましたが、海外で働くという1つの夢を叶えることができて満足でした。

2011年3月に東日本大震災が起き、僕は会社を辞めて復興支援活動に従事します。そこで再び出会ったのが政治でした。復興支援活動を行うには行政との協力が不可欠。その行政を動かすには政治の力が必要でした。30歳になって再び政治と出会うことに。でも、そこでいきなり何かが始まった訳ではなく、僕が再び政治関連の仕事に就いたのは37歳の時です。国会議員の秘書になりました。2022年現在も国会議員の秘書を続けています。

歩いてきた道は自分だけのオリジナリティ

国会議員の秘書をしていて、もちろん大変なことはたくさんありますが楽しいことが多いというのが一番です。やりがいもあるし新鮮さや面白さもある。任される仕事の幅も大きいし工夫の余地も大きい。早い話が自分の好きと興味と得意とに合っていたということなのでしょう。

こんなことなら大学卒業してすぐにでも秘書やっておけばよかったなと思うこともありましたが、数々の民間企業を経験してきたからこそ活きることもあると思っています。最初から政治業界しか知らなかったら今の自分自身はいなかった。回り道だったかもしれないけれど、それはそれで貴重な経験であり、他の秘書にはない僕だけのオリジナリティなのです。僕はもう40歳だけれど、今から何かを始めてみても遅くはないし、好きなことに今気づいても良いと思う。気づく時期は人それぞれ。晩成型だったってただそれだけ。

好きなことを仕事にするという道はいつだって閉ざされていない。自分の昔から好きで今でも継続して好きなことに気づくと、実はそれを仕事にしていたと気づくことだってあります。実は好きなことを仕事にしていたと気付けたら、それだけ幸せですよね。

自分は何が好きなのか、どんなことが好きと感じるのか、書き出してみてください。結構懐かしい気分になったり幸せな気分になったりしますよ。

おまけ:僕が好きだったこと、もの

・ビックリマンシール
・漫画
・司馬遼太郎の小説
・サッカー
・方言
・中国語
・歴史
・大河ドラマ
・中国ドラマ
・GAO
・Cocco
・マキシマムザホルモン

などなど、30以上の項目が上がりました。

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コウスケ@7色のキャリア
ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!