見出し画像

共通の話題はありますか?夫婦の仲をつなぐもの

妻と一緒に会社を起業して、仕事も同じ、プライベートも同じという期間を過ごしたことがありました。結論から言います。辛かった。めちゃくちゃ息が抜けなかった。

公私共に一緒の時間を過ごしているんだから、仲がいいんだろうなんて思い込みも甚だしい。公私共に同じ時間を共有しているからこそ、ストレスが溜まるんです。必要最低限の事務的な会話が多くなりました。こいつとはもう一緒に仕事しねーと思ってワークスタイルを変えました。

世間的には、密に一緒に仕事をしている夫婦よりも、夫婦それぞれ別の仕事をしている方の方が多いのが現状でないかと思います。すると今度は夫婦の距離感が出来てくるものではないでしょうか。

お互いの仕事の話なんてされてもチンプンカンプン、会社の誰々がどうしたとかって言われても興味なし。我が家もそうでした。共通の話題は子どものことだけ。それだけだと結局事務的な会話になってしまいがち。それを打開したのがファスティングでした。


どうせやるなら一緒にやるべき

妻はボディワーカーもやっていたし、僕も最近体調不良に悩まされていた。なので、体を整えるためのデトックスとファスティングには興味を持っていました。しかし、一人でやってみようと思ってもなかなか続かないんですよね。すぐに誘惑に負けてしまう。

そこで、妻が本格的にやってみようかなと言い出したのです。僕はすかさずそれに乗っかりました。相手のやる気を利用しようという戦略です。一人ではすぐに妥協して食べてしまうものも、妻と一緒なら誤魔化しが効かないし、相手も頑張っていると思えば「負けてなるものか」とやる気も出る。どうせなら一緒にやるべきだと考え即決しました。


まさかの副産物、夫婦共通の話題

ファスティングを始めて、新しい体組成計を買って毎日体重計でチェックをするようになりました。朝の出勤前、夜の寝る前、体調の変化や体重・体脂肪の推移など何気なく夫婦でシェアするようになりました。

こういうことって、他の誰かではなかなか共感してもらいづらいんですよね。だってやっていないから。新しい発見や感覚はすぐにでも共感してもらいたいもの。だからこそ、時間差で同じことをするよりも同時に始めた方がお互いに話が弾むのです。ファスティングのおかげで夫婦の会話が増えました。


夫婦関係改善の鍵は共通の体験

夫婦の会話を増やすのは共通したチャレンジだと思います。初めてのことに挑戦するからこそ未知の情報を共有したくなる。発見を教えたいし、知りたい。我が家はファスティングでしたが、別に乗馬でも資格取得でも読書でもなんでもいいのだと思います。

夫婦が一緒のタイミングで始められること、どちらかが優位とかの関係でなくフラットにどちらも初めてのものの方が新鮮さもあって盛り上がるのではないかな。そしてそういうものを定期的に暮らしの中に持ち込めるようになると、会話も持続するし自分たちのスペックも高くなっていく。そんな相乗効果を見込んで、今後も進めていきたいと思います。

ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!