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メンターKの講義③ コロナ禍の正体とは

前回の続きです。

コロナ禍は集団ヒステリーであり精神病である


「戦前の軍人をイメージするとさ、キビキビ動いていたよね。あれはあの時代には当たり前であったけど、今考えると不思議だよね。あの時は日本軍がペルソナの中心で、戦争のために我慢するとかお国のために命を投げ打つとか、今考えると全く異常な状態、つまり集団ヒステリーのようなものにかかっていた。コロナ禍もそれと同じだ」

コロナ禍で大騒ぎをしていたのは正直言って都市部が中心です。僕は都市と田舎の2拠点暮らしをしていて行き来していたのでそのコンストラストは非常によくわかる。都市では感染者も多くピリピリしたムードだったし、メディアがそれをさらに煽っていたように思います。第二波についてもそうで、自粛自粛と叫ばれていたのは都市部だけ。田舎の方ではマスク警察もいないし、コロナどこ吹く風という空気感がありました。
そりゃそうです。政治家もマスコミも、自分たちに直接的や被害や影響があるとわかると大騒ぎする。東日本大震災がこれほど騒がれたのは首都圏にも影響があったからに他なりません。その後の熊本地震との扱いの差は歴然です。今、北海道寿都町では高レベル放射性廃棄物の最終処分場の件で大きく揺れ動いていますが、首都圏のメディアは他人顔。自分たちが使った原子力発電の廃棄物処分場の問題にも関わらず、です。

話が少し逸れましたが、「コロナ禍」という問題はメディアが煽って作り出した言わば精神的な伝染病であると言う側面があります。都市部に行くと、自粛やマスク、ソーシャルディスタンスなど無言の圧力を感じます。ウイルスは目に見えないけれど、人々のファッションや態度によって存在を強く意識させられる。これが次々と伝播し、マスク警察などの極端で精神的な病へとなっていくのではないでしょうか。
新型コロナウイルスはもちろん脅威ではありますが、僕はそれに踊らされる人々の心理の方が怖いなと感じます。


都会暮らしの限界


都市部の集団ヒステリーが常態化しているのは何もコロナ禍から始まったわけではありません。僕もずっと体験していましたが、あの満員電車もそもそも異常ですよね。過労死ラインを超えた働き方だって異常。そんな異常が常態化した中で暮らしているのが都会であって、コロナ禍でより顕在化してしまったということだと思います。
新型コロナに限らず、首都直下型地震など今後も起こるであろう災害を鑑みるに、都会(特に首都圏)で暮らしていくのってそろそろ限界じゃない?って思うわけです。働き方だってリモートワークが推進され、出社しなくてもできる仕事が炙り出されました。ミーティングだってWEBで事足りることもわかりました。まだまだ課題は多いですが、クリアしていく意志さえあれば異常を常態化して、臭いものに蓋をして生きていくことはしなくても良くなります。
「何が幸せか」は人によって感じ方が違うので、都会での生活を全否定するつもりはありません。しかし、少なくともつらいのに無理して都会で生きている人たちや、体調や精神に異常を感じながらも我慢して耐えている人たちに対しては、もう無理しない生き方にシフトして!と大声で言いたい。


コロナ禍はあと2年続く


「コロナ禍はそんなにすぐには終わらない。ワクチンができたとしても、後2年は続くと思っている」

彼は2021年末から2025年にかけて大きな変化があると言いました。これはコロナの件ばかりではないんでしょうが、コロナに関して言えば今年の秋冬にも再流行するとも言われています。20世紀最大の感染症、スペイン風邪も第3波まであり収束に2〜3年かかっています。
あまりメディアでは大きく取り上げられなくなってきていますが、今もコロナウイルス感染者数は日本全国数百人規模で推移しています。秋冬にまた大流行することがわかっているのですから、今のうちから対策をすべきです。働き方を変え、食糧危機に備え、万が一の時避難できる場所を作ることが必要です。
「再流行はわかっていたのに何もしなかった政府は無能だ」
という声が上がるでしょう。でも、わかっていたのに政府頼みで個人レベルでは何もしなかった人も同じく無能です。政府は一人一人までは守ってくれません。菅官房長官の言う「公助」は大きなザルのようなもので、必ず取りこぼしがあります。自分の身は自分で守る(自助)しかないのです。


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