わたしだからこそ、の
私は自己肯定感が低い。
日本人の多くが、そうだと言われている。
外国人と話したり、話しているのを見聞きすると、大抵は明るく、ポジティブな印象を受ける。
学生時代、短期間だがアメリカに滞在したことがあるのだが、そこでの時間は楽しくまぶしいものだった。
外国人は、日本人のように自分を卑下したりネガティブにならず、カラッと明るい。
だから、楽しかったのだと思う。
自己肯定感が低いと、
「自分でなくてもいいんじゃないか」とか、「自分はいなくても世の中まわっていく」とか、
「自分がいなくても誰も困らない」などといったネガティブ思考に向かいがちだ。
私は疲れている時やテンションが下がっている時、えてしてそうなりがちだ。
そんな時こう思うのだ。
「わたしだからこそできることとは?」と。
言い換えれば、オリジナリティー、存在意義、必要性…
ということだろうか。
仮に代替性のあることであったとしても、「わたしだからこその」アクションができるかを、常に考えている。
それでなければ、私がこの世に存在する意味が分からなくなるからだ。
FP業務に限らず、日常のささいなことでも、私と接した誰かが、少しだけでも嬉しい日になれば嬉しい。
一期一会の精神に共感する。
FP業務ならば、私に相談してよかったと喜んでいただけること。
日常ならば、例えば、ベビーカーでバスの乗降しているママさんや白杖の方のお手伝いをすることetc
ほんの少し、私にできるお手伝いをさせていただくことができた時、少しはお役に立てていれば嬉しいなと感じる。
自己満足だと言われるかもしれない。
決してそんなつもりはないけれども、そう思われても構わない。
ただ、「自分が存在していることで意義があると感じる瞬間がある」ということが大事なのだ。
自己肯定感が低い人間にとっては。
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