#ライブハウスを守る #文化を守る|支援プロジェクトまとめ
2000年前半、僕は生活の多くの時間をライブハウスやリハーサルスタジオで過ごしていました。自分のバンドもそうだし、音楽雑誌のライターもやっていて、音楽が生きる活力そのものでした。当時ほどではないけれど、今もライブハウスにはよく通っています。コロナ騒動も前も一人でライブを観に行ったりしていました。
そのコロナ。人類が岐路に立たされています。いろいろ大変な状況ではあるけれど、僕を育ててくれたライブハウスは真っ先に名指しされ、収益の源泉であるライブは悉くキャンセルとなり、特に厳しい状況にあります。ライブを生業としていたミュージシャンや照明・音響等の技術者や関係者も苦境の真っ只中にいます。
自分も何か力になれればと思っている一方、ミュージシャンもライブハウスも何か組合的なものがあるわけではないが故に、どこかにお金を入れれば広くあまねく配賦されるような仕組みもなく、とりわけ全国のライブハウスの現状の把握と救済が難しいのが実情です。
そんな中記憶に新しいのは、#SaveOurSpaceという音楽関係者が政府に助成金を求める署名の取り組み。ものの数日で30万以上の署名が集まり会見がライブ配信され話題になりました。
同様に、草の根運動的に様々なライブハウス支援プロジェクトが立ち上がっています。自分ができることはこれからも考え続けて行動していきたいと思いますが、まずそのきっかけとして今各地で立ち上がっているプロジェクトのいくつかを紹介したいと思います。僕が今できる数少ない貢献の一つは、こうしたプロジェクトにお金を払い、また応援の声をかけていくことだと考えています。
こうした記事を書くことで、また新しく賛同してくれる人が増えていくことを願っています。僕がお金を払ったもの、これから払おうと思っているものを紹介します。
①3.11からの手紙/音の声
▪️SAVE THE LIVEHOUSE (ライブハウス緊急支援募金)
オンラインで募金可能です。グッズ購入を通じた募金も可能です。
②CAMPFIRE
▪️ライブハウス関連クラウドファンディング
上記と違い、個々のライブハウスへのクラウドファンディングを通じた直接支援。
不幸にもコロナで取り上げられてしまったSoap Opera Classics
博多のライブハウス支援、「新型コロナから博多のライブハウスを守りたい!」など
③SUPPORT YOUR LOCAL CENTER
▪️支援サイト
チャリティTシャツ販売を通じたライブハウスの支援サイト。参加店舗は以下のTweetを参照のこと。
④YouTubeチャンネル登録と投げ銭を通じた支援
▪️YouTubeチャンネルを開設しているライブハウス一覧
以下はライブハウスからの支援依頼のTweet例
④音源購入を通じた支援
▪️音源配信でライブハウスを救う「Save Our Place」
音楽配信・情報ウェブサイトのOTOTOYによる支援プロジェクト。音源の収益がライブハウスに流れていく仕組み。
その他、ミュージシャン自身によるライブハウス支援のTweet例
紹介した通り、実際にお金を寄付するものから、YouTubeチャンネル登録をするだけものまで、様々な支援の形があります。自分自身に合うもの、応援したいものをチョイスしてまずは行動してみるきっかけになれば嬉しいです。
人類が早くこの危機を脱して、またついこの間のように自由にライブハウスで音楽を楽しめる日が来ることを心から願っています。