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一杯の繋がりを求めて

わたしはスターバックスが好きだ。
社会人1年目の頃、スタバの定員さんに何度も救われていた。

社会人1年目。
一人暮らし。
正直自分の心を置いてけぼりにして就職してしまった。
蛍光灯が苦手。
騒音が苦手。
指導が苦手。
価値観が会社と合わない。
自分がそこで働くことを選んだから自己責任ではあるけど、そんな居心地の悪さを感じながら毎日職場へ向かっていた。

出勤前は漠然とした不安感と緊張感がいつもあった。
そんな中、その不安感を和らげてくれたのがスタバだった。

店内に入れば1番に定員さんがとびきりの笑顔を向けてくれる。
どこの店よりも1番の笑顔をくれる。
明るい接客、何気ない会話。
そんな定員さんにいつも癒された。

仕事終わりにも連日通った。
定員さんの向けてくれる笑顔で心の疲れは一瞬で飛んでいった。

出張先でだって必ず行った。
ちなみに広島PARCO前のスタバは接客が素敵過ぎて何度も行った。1日2回だって行った。
「ここのスタバが好きです!!!」
って定員さんに告白までした。
「嬉しいですー♪」って定員さん4人くらい集まって言ってくれた。

素敵な定員さんから渡されるソイラテはいつも最高だった。

こんな風に何気ない人との繋がりに感動できるのは辛い時や寂しい時の特権なのかもしれない。
だから、社会人一年目が順風満帆じゃなくて良かったって思う。

自分もスタバの定員さんみたいに何気ない瞬間に癒しを与えられる人になりたい。
そう心から思った。
仕事であれ、なんであれ、そんな風に人と接したいと思っている。


スターバックスの皆さん、
私の日常に癒しと感動をいつもありがとうございます。
皆さんに沢山与えてもらったぶん、今度は私が誰かに癒しを与える側になります。
(なれるかな😌)

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