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2023.6.12~今週の株相場

週1投稿を目指す、株の全体相場のまとめ!

・現在の日本株の推移
・アメリカの動向
・先週のポイント
・今週のスケジュール
・今週のポイント
・監視銘柄について

上記の内容について、投稿し、自分の理解度を増やし、誰かの参考になれれば嬉しいなと思います。

◆日本株の推移

日経平均株価        32,265
2023.6.5~2023.6.9       31,864~32,265(+401)
前週終値~今週終値     31,524~32,265(+741)

今週(6月5日〜9日)の日経平均株価は上昇し、最終的に前週末比で740.95円(2.35%)高い3万2265.17円で終えました。米国のデフォルト(債務不履行)が回避されたことから、6月5日の日経平均株価は大幅続伸で33年ぶりの3万2000円を回復。翌日以降も海外投資家による日本株選好の流れが継続し、7日には一時3万2700円台まで上昇しました。その後、急落して3万1500円を割り込む場面も見られましたが、8日に米国市場が上昇したほか、先物オプション特別清算指数算出(SQ)算出に絡んだ商いが買い越しだった影響もあり、9日の日経平均株価は大幅に反発し、3万2000円を回復しました。
SQ値・・・32,018.38 32,000付近が、今後の目安になってきそうです。

〇月足
直近高値も超えてきて、いよいよ青天井へ。33,000円をまずは目標に。
下は、SQ値を参考にしていこうと考えております。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇週足
なんと、9連騰。SQ値、32,018が意識される展開で、それを割ったら、直近高値の2021年9月、30,795円が意識されます。押し目となるか注目していきます。

(参照:四季報オンラインチャート)

〇日足
依然、中期線・長期線ともに剥離率は高いです。さらに、先物推移も上で、来週も堅調なスタートがみられそうです。

(参照:四季報オンラインチャート)

現在は過熱感があり、株式市場にとっては良い風が吹いております。
しかし、いつもこうとは限りません。私も短いながら、いろいろなショック安を経験してきました。それでも、なお今があるのは、諦めなかったから。長期的には上がる確率が高い。あくまでも確率ですから絶対はありませんが、そう信じる気持ちが大切。もし万が一、暴落がきたとき、過去の暴落を知ることは大変参考になります。書籍からいただいた情報を今後、振り返り記事を書く際には、毎回載せていこうと考えております。その情報を下記に添付いたします。

(参照:高配当投資入門 監修 長期株式投資氏)

〇過去の出来事からの下値目途
直近日経平均高値 32,708(2023年6月7日)

ITバブル崩壊 
-64% 11,775円

サブプライムローン危機とリーマンショック 
-62% 12,429円

東日本大震災
-18% 26,821円

チャイナショック
-29% 23,223円

ブレグジット
-9%  29,764円

コロナショック
-31% 22,569円

日経平均の下限=日経平均のBPS×0.8

17,346(BPS)×0.8=13,876円(2023.6.9時点)

下落期間は、その時は長く感じますが、長くても3年。長い長い投資人生を送る中の、ほんの一時期と考えられるかどうかだと思います。その他に関しては、1年3ヶ月を除き、ほぼ短期で脱出しているといえるのではないでしょうか。

◆VIX指数(恐怖指数)

VIX指数とは、米国株価指数のS&P500先物のオプション取引の数値を元に算出され、市場が今後30日間でどのような変動を想定しているかを数値化したものです。
30を超えると、警戒領域。相場は不安定な状態を意味します。
40を超えると、過去の暴落の歴史に刻まれるような状況。

(例)2008年リーマンショック 89.53
  コロナショック      85.47

(参照:https://moneyworld.jp/news/05_00040073_news)

〇VIX指数(2023年6月2日) 13.83

(参照:https://realtime-chart.info/)

◆日経平均騰落レシオ

(参照:https://nikkei225jp.com/data/touraku.php)

騰落レシオとは、〇日間の値上がり銘柄数合計を、〇日間の下がり銘柄数合計で割って求めます。
※騰落レシオで使われる銘柄数のカウントは、東証プライム市場の銘柄を対象としています。

つまり、数字が高い程、値上がりしている銘柄が多い事を示し、低い程、値下がりしている銘柄が多い事を示します。

120%以上が買われすぎ水準と考えられており、70%以下の場合、私は売られすぎと判断しております。

現在は、103%と過熱度が落ち着いたように感じます。

もう少し、詳しく、私が愛用しているものでみていきましょう。

□日経平均チャート

(参照:マネックス証券)

日経平均チャートの下チャートに示されるものが、騰落レシオに関するチャートです。赤線付近が高値圏で、おおよそ推移し、その後下落をするという傾向がみられ、私の中では、非常に信憑性があります。しかし、現時点では赤線にさしかかっている状態で、いつ暴落が来てもおかしくないと私は考えております。先週に比べては若干落ち着きを取り戻してきていますが、まだまだ過熱感があるといえます。

以下、市場別の状況です。

(参照:マネックス証券)

市場別騰落レシオ
□東証プライム   103%
□東証スタンダード  96%
□東証グロース    96%

□東証プライム   103%

(参照:マネックス証券)

□東証スタンダード 96%

(参照:マネックス証券)

□東証グロース    96%

(参照:マネックス証券)

〇以前考察した、グロース市場は、81%→現在は96%へと、買われる傾向がみられました。どの市場も100%付近ですので、今は買い場とは言えないと考えられます。特に、グロース市場は、窓を開けて上昇しているのがみえるので、今週は多くの経済指標がありますので、結果次第では、一気に資金抜けする可能性もあるので、注意をしていこうと考えております。

◆海外投資家

(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)
(参照:https://nikkeiyosoku.com/overseas_trend/2023/)

〇5月5週も買い越されています。
10週連続の買い越しとなっております。約7年ぶりの記録です。海外投資家が長期間に渡り日本株を買い続けた小泉政権時(2001年4月~06年9月)や第2次安倍政権時(12年12月~20年9月)と比べて、似ている点があります。「金融緩和」と「構造改革」。

小泉政権
2003年3月に福井氏が日銀総裁に就任し、量的緩和を推進。
郵政民営化なのどの構造改革に取り組んだ。

安倍政権
日銀総裁に黒田氏が就任。
ガバナンス改善による国内企業の収益性向上に乗り出す。

岸田政権
植田日銀総裁の下、金融緩和策は当面維持される見通し。
東証の資本効率改善要請をきっかけに、効率を重視した経営へ企業側の意識改革が進む。

日本経済の長年に渡る低成長の要因とされたデフレからの脱却期待も高まっていることが、海外投資家に再評価されている点なんだと感じます。

◆先週のポイント

□海外
良い点
・VIX指数がパンデミック後の最低水準を更新。

悪い点
・5月ISM製造業景気指数 50.3と大幅下振れ。経済が全体的に弱まり始めている可能性もある。
・12日週の、FOMCやCPIの警戒感より、様子見ムード続く。

□日本
良い点
・SQの特殊要因を通過し、再び上値を目指す展開を期待。

悪い点
・依然過熱感がある。

□経済指標の振り返り

6月5日(月) アメリカ・ISM非製造業景気指数 05月
ISM(Institute for Supply Management:供給管理協会)が全米の非製造業375社の購買担当役員に対するアンケート調査を実施し、その結果を基に作成する景況感を表す指数。アンケート項目は受注、在庫、雇用、価格など10項目。「増加・良くなっている、同じ、減少・悪くなっている」の三者択一となっている。10項目のうちの4項目、事業活動、新規受注、雇用、入荷遅延について、季節調整をかけた上で総合指数を算出する。ISM製造業の2営業日後、毎月第3営業日に発表される。
                 ↓
[ワシントン 3日 ロイター] - 米供給管理協会(ISM)が3日発表した5月の非製造業景気指数(NMI)は55.9に低下した。4月は57.1だった。低下は2カ月連続。ロイターがまとめた5月のエコノミスト予想は56.4で、予想よりも大幅に低下した。中国の新型コロナウイルス対策やロシアによるウクライナ侵攻で悪化が続くサプライチェーンの制約が影響したとみられる。

6月7日(水) 中国・貿易収支 05月
                ↓
【新華社北京6月7日】中国税関総署が7日発表した今年1~5月のモノの貿易額は前年同期比4・7%増の16兆7700億元(1元=約20円)で、輸出は8・1%増の9兆6200億元、輸入は0・5%増の7兆1500億元だった。

6月9日(金) 中国・消費者物価指数 05月
              ↓
【北京時事】中国国家統計局が9日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.2%上昇した。伸び率は前月から0.1ポイント上がったものの、低水準が続く。景気回復の遅れを背景に需要が低迷しており、物価に強い下押し圧力が加わっている。

◆今週のスケジュール

□米国

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□日本

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

□欧州

(参照:マネックス証券 経済指標カレンダー)

米国の動向により、世界株価が左右する影響が大きいので、下記に重要だと判断される指標をまとめます。指標により、地合いが左右される場合もありますので、当日にポジションをおとすなり、リスク管理ができるよう、経済指標も頭にいれていきたいところです。

□米国・その他
6月13日(火) アメリカ・消費者物価指数 05月
米労働省労働統計局(BLS)が、都市部の消費者が購入する商品やサービスの価格の変化を調査して指数化したもの。変動が激しい食品とエネルギー価格を除いたコア部分の指数も同時に発表される。米国のインフレターゲットの対象は個人消費支出(PCE)デフレータであり、日本を含め多くの国でインフレターゲットの対象とされているCPIではない。しかし、発表時期が対象月の翌月15日前後と、対象月の翌月末もしくは翌々月初めとなるPCEデフレータに比べて2週間程度早く、変化の傾向が似ているため、市場の注目度は物価関連指標の中で最も高い。計測期間中の代替品の扱いの違いなどから、PCEデフレータに比べると水準は若干高く出ることが多い(例:キャベツと白菜の二品目について、当初の計測対象がともにキャベツであったと仮定する。計測期間中にキャベツの値段が高騰し、消費の対象が代替の白菜に移行した場合、CPIはキャベツの値段の変化をそのまま計上するのに対して、PCEデフレータは消費傾向の変化を加味して調整を行う。そのためCPIの方がPCEデフレータよりも高めに出る。ただ、計測が煩雑となるためPCEデフレータの方が発表は遅くなる)
米国夏時間:日本時間午後9時半、冬時間:日本時間午後10時半の発表。

6月13日(火)~14日(水) アメリカ・FRB政策金利(FOMC) 06月
FOMC。米国の金融政策を決定する会合。FRB7名の理事(総裁、副総裁含)と地区連銀総裁のうち5名(NY連銀総裁は常駐でFOMC副議長となる、残りは持ち回り)の12名が投票権を持つ。残り7名の地区連銀総裁、NY地区連銀副総裁も議論には参加するが、投票権を持たない。米連邦公開市場委員会(FOMC:Federal Open Market Committee)。米国の金融政策を決定する会合。年8回の定例会合と、必要に応じて臨時会合が開催される。総裁・副総裁を含む最大7名の常任理事(欠員あり)と、12の地区連邦銀行総裁のうち5名による投票で政策を決定する。12の地区連銀のうち、金融政策の実務を担当するNY連銀総裁はFOMCの副議長として常に投票権を持ち、残り11地区については4つのグループに分かれて年ごとに投票権を持つ。年8回の定例会合のうち、4回の会合で参加メンバー(投票権の有無にかかわらず全員)による今後数年間の年末時点での経済成長率・失業率・物価・政策金利水準の見通しが発表される。このうち政策金利水準の見通しは、各メンバーの見通しをドットの形でグラフに示したドット・プロットが公表され、平均値や中心地だけでなく、分布も確認することが出来る。会合後の総裁会見は参加メンバーによる見通し公表のある会に限られていたが、2019年から全会合後の実施に変更された。米国の政策金利はフェデラル・ファンド金利(FF金利)誘導目標。0.25%のレンジで目標が示される。
米国夏時間:日本時間午前3時、冬時間:日本時間午前4時の発表。

6月15日(木) ユーロ・ECB政策金利 06月
欧州中央銀行(ECB)の最高意思決定機関であるECB理事会によって決定される政策金利。政策金利決定を含む金融政策に関する理事会は6週間ごとに行われる(金融政策と関係のない理事会は別に開催される)。総裁、副総裁、4名の常任理事、19カ国の中銀のうち輪番による15の中銀総裁の多数決で決定する。欧州理事会議長及び欧州委員会から1名の委員が理事会に出席権を有し、欧州理事会議長は議案の提出も可能であるが、最終の投票には参加できない。
欧州夏時間:日本時間午後8時45分、冬時間:日本時間午後9時45分の発表。

◆今週のポイント

・米国の政策金利に動向が集まる。
6月のFOMCでは、利上げを見送るものの、7月には再度利上げに動くという見解が予測されている。パウエルさんの発言などに要注目。

・重要経済指標が多数。予期せぬサプライズに注意。

・四季報発売(2023年6月16日 金曜日)

◆監視銘柄について

☆先週の振り返り
3193 鳥貴族  5日(月) 始値    2,226円
         9日(金) 高値 2,252円
                         8日(木) 安値 2,179円

始値~終値 2,226円~2,240円(+0.6%)

9日に発表された、3Q業績発表では、通期情報修正+増配でPTSは上昇してお
ります。7月に優待権利がもらえるので、それまでの値上がり期待ももてます。

☆今週の監視銘柄

4174 アピリッツ

ECサイト、Webシステムの受託開発や、オンラインゲームの運営等を行っている会社です。

(参照:四季報オンライン)

今期業績からは、人材派遣業の業績も上乗せされるということなのです。
人材派遣業の業績をみてみると、

(参照:マネックス証券銘柄スカウター)
(参照:マネックス証券銘柄スカウター)

売上高
2022.10 2133
2023.01 2059 平均2096百万円×4期分=8384百万円

営業利益
2022.10 135
2023.01 161 平均148百万円×4期分=592百万円

今期通期業績予想は、

(参照:2023年1月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

微妙なところだが、利益はもう少し出せてもおかしくないのかとも、思えます。
のれん代等の、費用もかからないという点や、

(参照: (4174)アピリッツ|2023年4月質疑応答集)

上記のような、取り組みも予想には織り込んでいない点。そういった点から、業績にサプライズがあるのではないかと思い、監視銘柄に選定いたしました。

2023年6月13日(火)に1Q決算発表ですので、その前に入り、期待上昇幅がとれればと思います。また、決算持ち越しは、リスクが非常に高いですが、自己責任で考えていきたいと思います。

また、金曜日に四季報が発売ということで、もう1銘柄も監視していきたいと思いますが、ここでは何銘柄もという事はいかないので、自分なりにまとめていきたいです。もし、興味があればアウトプットの場として、コメントやDMをいただけたらと考えております。

※決して、推奨銘柄でありませんので、ご注意願います。あくまでも、私の宣言効果としての取り組みでございます。

今週も、社会人不適合者が、夢を叶える為に、株と向き合います。

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