【ビジョンの具現化】夢、志、大義、生きがいのフレームワーク
30代中旬当時の私は、モラトリアム全開でした。
漠然と自分の人生に不満はあるけれど、それがなぜなのか分からない。
「不惑の四十」と言われる歳までカウントダウンなのに、これから先惑わずに生きていけるのだろうか。
私の人生はどこに向かえばいいのか…。
自分の人生に価値を見出せずに、苦しみあがいていました。
そんな苦しい時代に、とことん内観して導いたビジョンがあります。
この記事は、ビジョンを具現化するためのフレームワークのご提案です。
01| ビジョンの要素分解
”明確なビジョン”
これを据えると、モヤが晴れて人生に陽が差しはじめました。
視界がクリアーになると、進べき道が浮き上がってきます。
そのビジョンを具現化するため、私なりに整理・体系化してみました。
”ビジョン”を分解すると、その構成要素は『夢』『志』『大義』『生きがい』だと考えます。
それぞれ人生に備えておくことが望ましいもの達です。
それぞれ、どんな意味付け(解釈)ができるでしょうか。
また、その関係性とは…?
■言葉の意味を考える
まずは言葉の定義について、「コトバンク」から。
いまいちピンとこない。。。
ここから先は、私の拡大解釈を含んだ個人的な意味づけ・定義です。
”夢”
将来こうなりたい、〇〇を成し遂げたい、ここに行きたい、これが欲しい…
仕事に限らず、広い意味で「未来の自分の望ましい在り方(像)」を思い描いたときに出てくる「欲望」のこと
”志”
将来こうなるんだ、〇〇を成し遂げるんだ!
夢を動詞に変換したときの「意志」であり
これから先の人生で「コミット」すること
”大義”
他者からの「賛同」であり
志を推し進めるために必要となる「推進力」
”生きがい”
志が大義とともに向かう「目的地」のこと
02| それぞれの関係性
こうして言葉の意味づけを理解すると、ビジョンの構成要素同士の関係性がイメージしやすくなります。
図式化してみます。
弓を力強く引いて、矢をまっすぐ放ち、エネルギーを受けて失速を防ぎ、的を刺す。
▶私自身のビジョン
ご参考までに…
すべての人には、役割が与えられていると考えています。
そのために生かされていると。
天から配られたカード(能力)を、すべて人や社会に還元することができたならば、この世界をよくぞ生き抜いた!と、自分で自分を認めてあげられると考えています。
『心理学は人類社会の扇の要である』
人間を知る学問である心理学が無くては、あらゆる社会課題の根本的解決は困難ではないでしょうか。
心理学が社会の(人類の)平和的発展を支えているという仮説。
私の人生後半戦は、心理学の使い方を分かりやすく伝える”通訳者”として、この仮説の証明に取り組んでいきます。
03| イキガイの概念
最後に、とても好きな「生きがい」の概念をご紹介します。
イギリスでベストセラーとなり、日本に逆輸入された「生きがい」
✓ 好きなこと
✓ 世間が必要とすること
✓ 得意なこと
✓ 稼げること
この4要素のどれか1つでも欠けると「生きがい」には到達できないとされています。
当然、「使命」「天職」「専門」「情熱」を否定しているわけではありません。
ただ、よりシビアに追及して「生きがい」に到達できたならば
それは、自己実現の最たるものになるのではないでしょうか。
■あとがき
全体的に、少々暑苦しい記事となってしまいました。
私自身の心の内にある「青い炎」を言葉にすると、こんな事態に…。
もし、人生の価値を考えているかたがいらっしゃるならば。
気楽にコメントをお寄せください。
お話しが聞けること、楽しみにしています。
最後までお目通しいただき、ありがとうございました。