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終活はいつから?と思う前にもっとひろい範囲で考えさせられたnote。

いま、私はお葬式という仕事を通して終活の事をこの場で表現させて頂いております。私にとってこの終活を表現する事は、人口減少していきつつあるこの国において、自分の最後は自分でキチンと終わらせる事が出来るようにしなければならないという気持ちや妻や子供への死後の事への負担を軽減することに繋がればと思っているからです。

なんですが・・・

今日は私があまりにも衝撃を受けた記事について紹介させて頂きます。そのnoteはこちら↓

日本の地域別の人口動態を主なテーマとして、実際の人口分布データから読み取れる今後の日本について描かれています。

まず、このタイトルのなかにある【考えるべきは「地方の終活」。】と、なんて大胆なタイトルだ!と、私は度肝を抜かれたのであります。笑

東京及び首都圏の人口増加はほぼ若者の転入によるものです。都道府県別の転入超過推移を見ればそれは明らかです。東京への転入は、ほぼ20-34歳の若年層で占められています。35歳以上の人達はあまり県をまたいだ移動はしません。東京ですら、35歳以上は転入どころか、むしろわずかに転出超過なのです。
つまり、東京に移動しているのはほぼ若者だけで、全国の若者を首都圏が吸い取っているというのが実情です。首都圏以外も若者の転入超過が見られる県はありますが、大阪・福岡・愛知などごく少数で、首都圏ほどの大移動ではありません。

どうでしょう。データからのお話しなのでこの方の予想はかなり確率の高い事だと考えさせられます。まあ私は福岡県というそこそこの都市で且つ人口も増え続けている県なのでまだ大丈夫ですけどね・・・なんて思いつつ。

しかし、冗談は抜きにして私が住む糸島市でも僻地の住民が抱える問題や就労の問題はあります。本当の意味で安心してこの地で終活を出来る様にする為には住みやすい地域・若者が沢山来てくれる地域を目指す必要性をひしひしと感じました。その為には地域を支えるビジネスの存在が欠かせない。しかし、その地域だけ生き抜く手立てを考えるだけではもっと大きな困難が来るのだと。

地方は、町の死に方を考えるべき時にきていると思います。決して、ネガティブな話ではなく、現実問題として。ステージ4のがん患者への延命措置みたいなものをやる意味はない。間もなくやってくる「多死時代」と合わせて、そろそろ本気で「地方の終活」を考えるべき時にきていると思います。

このように考えなければならないと思うと、正直心がずーーーんと沈んでいきそうですが、現実問題として自身の身の委ね方もこういった事まで考えながら駒を進める事も大事なのだと思いました。

まっ私としては、出来ればこの地で死ねれば本望なんですけどね。

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