与える人
あるお寺の掲示板に
次のような言葉が掲げられていました。
よろこんで与える人間となろう。
物があれば物を
力があれば力を
知識があれば知識を
みんなに与えよう
なければ自分の中に
育てて与えよう
花は美しさを惜しまず
小鳥は楽しい歌を惜しまない
誰にでも 与える
与える時 人はゆたかになり
惜しむ時 いのちは貧しくなる
よろこんで与える人間となろう
「よろこんで与える人間となろう」の一行が
深く心に刺さりました。
本当にこの言葉のとおり、
いつでも、どこでも、だれにでも、
よろこんで真心をもって
与えられる自分であったら、
どれほどうれしいことかと思われるからです。
しかし現実の私たちは
中々そうはいきません。
人に何かを与えるなんて損だとか、
これを与えれば
相手が私より得をするからやめておこうとか、
与えてもいいけれど
見返りを期待したり・・・。
本当によろこんで与えるということは
とても難しいと思い込んでます。
仏様の教えで
よろこんで与える人間になるための方法は
「まずやれることから行いなさい」
ということです。
決して物やお金だけを与えることではなく、
暖かい眼で、
和やかな顔で、
人に接する。
心のこもったやさしい言葉で語る。
そうです。
電車やバスの中で座席をゆずることなど、
どれもよろこんで与えることの実践ですね。
できるところかする・・・。
よろこんで与える人間に
なりたいものですね❤
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【百聞は一見に如かず】には続きがあった⁈
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