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嫉妬 執着 依存

「嫉妬」「執着」「依存」 という名の呪い

嫉妬はまだ可愛いものだ。だが、執着すればするほど、相手への依存度は高まり、良い人間関係を築くことは難しくなる。

『 嫉妬するのは執着しているから、執着するのは依存しているから。 』

私は恋人に依存している。
私の依存先は恋人しかないのだ。他に依存先がないから、恋人に執着する。気に食わないことがあれば暴れ回り、最終的には別れを考える。自分勝手にも程がありすぎる性格だ。
良好な関係を築くためには、様々な依存先を作ることが1番であると分かっているのに。

恋人は音楽を愛している。アコースティックギター、エレキギター、ベースにドラム。彼の好きなアーティストは、Mr.Children。
私は恋人の好きなものを一緒に分かち合いたいと思っている。彼の好きなアーティストを知った時、耳にタコができるくらいにその曲を聴いた。
彼がその曲を口ずさんだ時、私はその曲名を答えた。
彼は驚いた表情で私に『よく分かったね、すごい』と言ってくれた。私はその表情もそこ言葉も今でも覚えている、ただただ嬉しかったのだ。
彼はあまり褒めるタイプではない。感情を表に出すようなタイプでもない。
そのような彼が私を褒めてくれた。認めてくれた。

もっともっともっと
「褒められたい」「認められたい」「皆が知らない彼を見ていたい」

私は死に物狂いで音楽を聴いた。考察や意味についてもネットで調べた。彼よりもそれを知り、またあの時のように言われたいのだ。

依存先が多ければ多いほど、情緒が安定し普通の生き方、普通の人間になれる。

私はただ彼のように、
普通の暮らしをして普通に生きて、普通に人を愛したいだけなのだ。
彼と一緒にいたいのだ。


そのために私は変わらないといけない

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