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【子育て】その顔でクサイだなんて罪だ
あまり大声では言えないが、うちの子はめっちゃ臭い。
時に強烈に臭う。
可愛いから臭いもご愛敬、とはいかない。
そう、我が家のワンコは可愛いがゆえに、その臭さとのギャップが残念でならない。
言うなれば、アイドルのおならぐらい衝撃的だ。
ワンコは、我が家の長男であるヒゲ息子の情緒を安定させるために飼い始めた。
本人、いや、本犬にとってみたら実に迷惑な話だ。
実際の話、ワンコには申し訳なく思う反面、ヒゲ息子の情緒が最初から安定していたら、ワンコとは出会えなかったかもしれないから、やはりそこにはご縁があったのだろう。
それで、ヒゲ息子の情緒は安定したのかという点だが、彼は最初からワンコには無関心で、この計画は全く失敗に終わった。
その後、娘の保育園ごっこで赤ちゃん役に抜擢されたワンコ。
まんざらでもなさそうだった。
そんなふうにワンコは家族の一員なので、私もついつい本音がでてしまう。
今日、撫でているときのことだ。
思わず「くせっ。」と叫んでしまった。
するとすかさず、娘が
「ママ、失礼でしょ。リフレーミングして。」
と言う。
リフレーミングって何よ?ときくと、ポジティブな言葉で言い換えることだと言うのだ。
小学校で習ったらしい。
娘が置き換えた「くさい」は「外で元気に遊んだからね。」だった。
やるなぁ、娘。
私は考えても考えても、臭いで思考が止まってしまったようでリフレーミングできなかった。
リフレーミング侮るなかれ。
もう少し頻繁に洗わなきゃ。
毛を短くすべきかな。
爪の間が臭いのかな。
口か?
肛門か?
いや、臭いのは私か?
いや、息子の足に違いない。
って最後にはもうめちゃくちゃだ。
まるで臭いの連想ゲームだ。
明らかに楽しんでいる私がいる。
要は臭い、ただそれだけなのになぜリフレーミングはこんなにも厄介なのか。
そして、ある意味エンターテイメントではないか。
ちくしょー、リフレーミングめ。
というわけで、リフレーミングには訓練が必要のようだ。けして振り回されてはならない。