【SFC】 プリンス・オブ・ペルシャ RTA 詳細情報
前回は……
操作方法
通常時
オプションでカスタマイズできるボタンもありますが、デフォルトで記述します。
方向キー左右
左右に走ります。長押しすると壁にぶつかるか足場が無くなるまで走り続け、手を離すと2マス先まで進んで止まります
走っている方向と逆に入力すると、スライディングしながらターンします
方向キー上
その場で上にジャンプ(バンザイ)します。上に登れる位置に居る場合は、軽く押すと上の段の端にタッチします。長押しすると上に登ります
方向キー下
その場で下にしゃがみます。長押しするとしゃがみっぱなしになります。下に降りられる位置に居る場合は、押すと下に降ります
Aボタン
スペシャル。ボトルの近くで押すと拾って飲みます。押しながら方向キー左右を押すと、摺り足で移動します。
摺り足はギロチンやスイッチ、穴がある場合その手前で止まります。
スパイクの罠の場合は起動しながら抜けることができます
Bボタン
ジャンプ。Bボタンだけ押すとその場で立ち幅跳びをします。方向キーを左右に入れて十分加速してから押すと走り幅跳びが出ます。
時間短縮につながるので、RTAではできる限り走り幅跳びで移動します
Xボタン
掴み。タイミングよく押すと壁の端に掴まることができます。この機能はAボタン、Bボタンでも代用可能です
Yボタン
タイム。現在のゲーム内経過時間を表示しますがRTAでは使用しません
L、Rボタン
しゃがみ。しゃがみながら方向キー左右を押すと、うさぎ跳びで移動します。
長押しすると1回だけ移動した後しゃがみ込んでしまうため、何度もうさぎ跳びをしたい場合は、方向キーの連打が必要です。
これを使わないと抜けられない罠がレベル17に存在します
RTAチャートではしゃがみ移動をする機会が多く、L、Rボタンは少し押しづらいので、私はYボタンにしゃがみ機能を割り振っています。
戦闘時
剣を抜き戦闘モードに入ると、操作方法が多少変化します。
方向キー左右
剣を構えたまま左右に摺り足します。
移動量は少ないのですが、微調整が可能です
方向キー下
剣を納めて戦闘モードを終了します。
ほとんどの場合、目の前の敵がまだ戦闘モードなので、やられないように急いで逃げる必要があります
Aボタン(Yボタン)
攻撃。剣で敵に斬りかかります
Bボタン(X、L、Rボタン、上キー)
ガード。剣で敵の攻撃を防ぎます。
攻撃と組み合わせると、ガードと攻撃を滑らかに出し続けることが可能となり、とても格好いい剣劇ができます。ですがRTAでは遅延行為となりますので、できるだけ避けたいアクションです
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この記事を書いているリヒトは、Twitchでゲーム実況配信をしています。
プリンス・オブ・ペルシャRTAをはじめ、レトロゲームを中心にいろんなことをして楽しく遊んでいますので、ぜひ遊びに来てください!
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フレーム数について
このゲームは1秒間に15回、描画と入力判定を行なっています。つまり、スーパーファミコンの基本が60フレームですので、4フレームが最小単位になります。
これ以降、フレーム数を記述する場合はフレームをFで表記します。
実際には画面の切り替え時等に1F単位でずれることが多いのですが、便宜上4の倍数で表示することにします。
このゲームの一番難しいフレーム技は、4F技となります。
共通RTAテクニック
先行入力
入力に対するキャラクターのアクションが長いため、アクション中に次の行動を入力しておくことによって先行入力が可能です。
ジャンプ中に次に進む方向のキーを押しておく、上に登っている最中に次のジャンプのボタンを押しておく等、先行入力をしておくことによって滑らかに動き、フレームパーフェクトを取り続けることができるようになります。
乱数固定
このゲームの乱数は、各レベルがスタートした時点から何フレーム経過したかによって結果が変わります。つまり、上記の先行入力を常に意識し滑らかに、かつ毎回同じ操作をし続けることによって、敵や罠の乱数を固定することができます。
ラスボスまでも乱数固定できるため、TASを再現することも理論上可能となります。
実際は4F技が多量に入るとどこかでミスが発生してしまうため、なるべく自分ができる程度に4F技は減らして、私はチャートを作成しています。
敵すり抜け
敵と戦えば戦うほど時間を消費するため、RTAではできる限り敵と戦わないようにする必要があります。
抜刀して敵すり抜け
一番安全なすり抜けです。ですが、適切な間合いで抜刀し、すれ違ってからまた適切な間合いで納刀しないと、ダメージを受けたりミスになってしまうので甘くはありません。
すれ違い時にどうしても敵に攻撃されてしまう場合は、敵の攻撃をガードしたり一撃攻撃を当てて怯ませてから納刀することもよくあります
立ち幅跳びで敵すり抜け
直前のセットアップが済んでいる場合は、Bボタンを先行入力して敵に向かって跳ぶだけですり抜けられます。
すり抜けた後、そのまま走り抜けられるか敵に振り向いてしまうかは場合によります
走り幅跳びで敵すり抜け
勢いよく敵に跳び込んですり抜けるため、派手で格好いい抜け方です。ですが4F技となっており、ズレると即ミスになる箇所もいくつかあります。
大きく時間を短縮できるため、このすり抜けをできる限りの場所で成功させるのが将来の目標です
走り幅跳びの癖
このゲームの操作が難しいと言われる一番の原因は、この走り幅跳びの癖が強く、なかなか思った通りのキャラクターコントロールができないところにあると思います。
慣れると軽快に跳び回れてとても気持ちがいいのですが……
最速走り幅跳び
方向キーを入れ、走り出したらジャンプすることで走り幅跳びが出ます。
一定のフレーム範囲でジャンプボタンを押すことにより、常に最速フレームで同じ場所まで飛ぶことができます。これによりフレームパーフェクト、ピクセルパーフェクトを取り続けることが可能になっています。
ただし、少しでも入力が早くなると立ち幅跳びに化け、場所によっては即ミスになってしまいますまた、遅れるとフレームもピクセルもズレるため、その後の乱数がズレてしまう要因になってしまいます。
ですがワザと遅らせることで停止位置をズラし、時間短縮に繋げるディレイジャンプもありますので、そちらは必要なタイミングで解説します
連続走り幅跳び
走り幅跳び中に次の走り幅跳びの入力をすることにより、足場が続く限り連続で跳び続けることができます。
とても気持ちのいいジャンプなのですが、画面切り替え時に入力が抜けたり、ジャンプボタンを離す→押すのリズムが合わないとジャンプしそびれてしまい、遅くなるだけでなくこちらも乱数がズレる要因になってしまいます。
場所によっては罠に引っかかってミスになりますので、常に先行入力できるよう練習が必要です
ギリギリジャンプ
他のゲームでは端ギリギリで助走ジャンプするのは難しいことが多いのですが、このゲームではかなりの猶予フレームがあり、ギリジャンすることは難しくありません。
ただし、逆に端の少し手前で跳びたい場合も、よく吸われてギリジャンになってしまうためキッチリフレームを合わせないと跳べないことがよくあります
ジャンプターン
走り幅跳びしながら着地前に逆方向キーを入力すると、着地時にスライドターンが発生します。
この入力はとても簡単なため、上手く使う事で時間を短縮しつつ、フレームパーフェクトも取り続けることが出来るようになります
次回は……
レベル1 の攻略情報となります。
毎レベル詳しく書いて、読むだけでRTAを走れるようになるような記事を目指しますのでお楽しみにしてください。
それではまたお会いしましょうー!