本気OLの行方～OLじゃない未来

2020年3月脱サラし、起業＆新しい挑戦中のりかです＊

某大手一部上場企業に勤めた15年間
新人から最高責任者になり、妊娠出産・復帰・時短勤務を経て二人目の出産後、夫の単身赴任によるワンオペ育児中に救急車に乗る。
そこから変わりはじめた未来像。

原因はエスプレッソ

※エスプレッソが悪いお話ではありません！
この時といえば、いつものバリスタでエスプレッソばかり飲んでいた。
たまたま押したボタンのエスプレッソがおいしくて、濃いし、カフェイン一石二鳥と思っていた。
これが落とし穴になる。

まさかカフェイン摂り過ぎ？
今までコーヒーを飲み過ぎたことでこの頭痛が発生することはなく、きっと違うと自分の体が感じて腑に落ちずに考え続けた。
そして寝込む中、携帯が少し触って(画面がまぶしくてNG)
エスプレッソのカフェイン量を調べたのです・・

なんと通常のコーヒーの1/8(8分の1)！！？

どうしてコーヒーが必要って言ってるのに、そんなミスを犯すんだ？と思われるかもしれませんが、それは結果論で、私自身も自分の体が日々感じていることを読み取って分析、解明していっているので、
毎日のコーヒー2杯で平和な日々があり、それが毎日のカフェイン何グラムというところには繋がっていなかったのです。

そしてどうやら時間をかけてじわじわカフェイン量が減っていくと、その後の出方がよりひどくなることがここでわかるのです。
今回で言えば10日以上1/8のカフェインだったといこと。
本当に恐ろしい。

そしてここ最近、コーヒーはずっと大好きなので、詳しい方にカフェインの話を含めて色々聞きたいと切に思いはじめています。

一ヶ月間かかる回復

通って治るものでもなく、薬さえ持っていればよかったのでかかりつけは作ってなかったが、今回救急隊員や先生に
作っておいた方がいいと何度も言われたため(そらそうね)
救急病院から帰った翌日にフラフラ新しくできていた
近くの脳神経内科に記録を残してもらおうと行く。
ひとまずはいつもの常備薬をもらい、様子見。
前回書きましたが、一日2回が限度の心臓の負担が大きい薬なので、一気にたくさん処方してもらうことができません。

見事に光りがだめでサングラスで行きました、恥ずかしいけど仕方ない。
一週間以上自宅でも常にサングラスをしないとまぶしくて気分が悪い。

一日、二日おきにギラギラの前兆からの片頭痛が発生。
一日のほとんどが気分が悪く、コーヒーが飲めない。
そう、気分が悪い時はコーヒーって飲めないのが難点。
しばらくカフェイン多めにとって元に戻さないとという考えで、はじめて錠剤のカフェインを飲む。
緑茶と錠剤カフェイン、絶対よくないですが一日摂取量800gで計算。

以前も大きなカフェイン不足が発生した時、
コーヒーを飲めたので量を増やしたが、しばらく数回発生したことから、
体内のカフェイン量が片頭痛が出るまでに減ってしまった時、一定量を保てるようになるまでしばらく時間がかかると感じる。
たくさん摂っても流れ出て少しずつしか蓄積しないイメージ。
この時私にとって、
錠剤はコーヒーほどカフェイン摂取の効果がないとわかる。

もらった常備薬も使ってしまい再度脳神経内科に行き、ここではじめて予防薬をもらう。
予防薬は効果があるかどうかは50％、効いたらラッキーとのこと。
この薬は妊娠や授乳がだめなので、8ヶ月で授乳ストップとなりました。
今回は長くあげれると思ってたけど、上の子と変わらない時期に断乳。

10日後～
薬が効いたのか、カフェインが安定してきたのかはわかりませんが、サングラスはいるものの片頭痛は発生しなくなる。

2週間後
少し外に出れるようになり、カラーレンズの眼鏡を作ることに。
保育園に旅行用のサングラスはバブリーママすぎて恥ずかしかったので；
落ち着いている今でも運転にかなり重宝しています。
この眼鏡のことも、またの機に書きたいと思います。

一ヶ月後
日常にサングラス、カラーレンズの眼鏡は必要なくなりました。

ＯLじゃない未来

もしも私がOLでなくなったら・・
回復した時には気づけば12月
人生ではじめて復帰しない未来を考え出していました。

いつ何時今回のようなことになるかわからない、
滅多とないことでも私の体はその可能性が大いにあった。
そんなことがなくても一人で二人の育児
自分の体と子供たちの体調
あのハードな業務に復帰して、体は大丈夫だろうか。
私が動けなくなると、子供たちには他に誰もいない。

また復帰して、昇格を目指していくと信じていた。
子供が大きくなったら、お母さんかっこいいねとか言われたりするのかなと想像もしていた。
6000人以上社員がいる中で関西初の時短での最高責任者だった。
もちろん2人目出産からの時短復帰も初になる。
記録や実績は自分が作って、同じように社内の働く女性のモデルになろうと思っていた。

働くのは何のため？
出産前も一人目の出産後も私は迷わず、｢自己成長のため｣と言ってた。

今はどうだろう？

夜ベッドに入って眠る時、いつも考えることがある。
ここに自分ともう2つの命があって、もし今災害があったら、もしなにかあった時、私は一人でどうやって子供たちを守ろう。

復帰するとしたら何のため？
この時それは、お金のために変わりかけていた。
みんなそうかもしれない、生活や子育てに必要不可欠。

けれどこの心の変化は、
本気OLだった私にとって非常に大きなものだったと、後からわかるのです。




次回は、いよいよ決断の時

その時々の想いと行動、心の内を、時代ごとに綴っていきます。

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本気OLの軌跡
①本気OL15年、この度脱サラしました。　
②全力OL時代～本気OLのはじまり
③全力OL時代～一番大切な人との別れと出会い
④全力OL時代～結婚と仕事と熱い想い
⑤全力OL時代～妊娠と仕事とからだ
⑥復帰しても本気OL～出産と復帰
⑦復帰しても本気OL～時短勤務と妊娠
⑧本気OLの行方 ～二人目出産と単身赴任
⑨本気OLの行方～ワンオペ育児
⑩本気OLの行方～救急車
⑪本気OLの行方～OLじゃない未来
⑫本気OL15年、この度起業しました。
ぜひご覧ください♡