自分を知る。「マルチ・ポテンシャルライト」な生き方の話。
突然だけど、私は少し前から「自分の純度を高めたい」って思ってた。要するに自分をもっと知りたくて、それは誰かにセッションしてもらっても良かったけど、自分でやらなければならないってそういう直感と確信で内省していた。
その時
ふと見たTwitterでTEDとこちらの本を知った。
<天職が見つからない人がいるのはどうしてでしょう?>
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私は何かをするとよく「すごいね」って言われる。
「すごい」って私には実は寂しい言葉で
それはいつも「すごい」の後が、人との関係や仕事や何かに繋がった実感が薄かった事が理由だった。
「すごいね」の後は何もなくて、会話も連絡もそこでおしまい。イコール誰かと分断される感触がすごかった。
繋がりが大事な社会だよって言われ始めてからそれが恐怖でもあった。
何をやってもだいたい「ほどほどに」できて、ある程度になると「飽きる」
興味が次へ行く。
一体、どうやって生きていけば?って思う。
最近は、
何をやっているの?何を目指しているの?って質問は本当に困っていて
興味のある事と好奇心のままにやりたい事やってるだけですが
人生に必要な要素学んで試していっているだけなんですが
なんて言い放ってやりたいのをグッとこらえてた。シラけるのわかるし。
やっていることを分かってもらおうと全部言ってみたこともあった。
だめだった。罪悪感だけが残る。自分でも何がしたいかわからない。
要するに、
自分の才能に困っていた。
なんでもできるよね。
うん、だから?
何にでもなれるよ!は私にとって、最悪だった。
しかも最近のスペシャリスト至高の世界では特に。
やり抜く、とか。いや無理だべ。
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そんな自分を「そんなもんかな」って「しょうがないよね」って
そこだけ味わったら次へいけるかなって時に
これに出会った。
見た瞬間、ヘドバン激しくするほどわかりすぎる内容。
困った気持ちも代弁してくれている気がして、
ワンワン泣いてしまった。
落ち着け。自己啓発本だってば。
でも私にとっては、自分でも見てなかった箇所をちゃんとほじくってくれている温かいツールだった。自分をどこかにあてはめたかったんだ。
そんな所悩んでたなんて、諦めてたよ。
・何やっても「すごいね」って言われる(器用貧乏)
・興味が色々あって飽きっぽいと思っている
・なりたいものは?と言われて困る
etc...
という人に「あなたはこれが才能なのよ」「大丈夫よ」って
全力で肯定してくれる。それがマルチ・ポテンシャルライト。
泣いて喜びながらお酒や旅のお供にします。