【りべる通信vol.7】若者と起こすブレイクスルー!りべるのブレスト企画とは?
今回はPR Academia統括/Project Managerのたっつんさんと、PR Academiaメンバーのあいりに、りべるのブレスト企画についてお聞きしました!
現在りべるでは、企画会議(ブレインストーミング)とは別に、PR Academiaメンバーと共に「ブレスト会」を月一回開催しております。
なぜブレストを行う機会を設けたのか?ブレスト会で何が得られるのか?ブレスト企画ではどのような価値を提供できるのか?などなど、社会人と学生それぞれの目線から語っていただきました!
りべるのブレスト会って?
ーなぜブレスト会を開催しているのですか?
(たっつんさん)メンバーのブレスト力を全体的に上げていくため、月一回ブレスト会を開催しています。
クライアントのご依頼とは別で、テーマを設定して社外に持っていけるレベルの提案を練るという会です。
(以下記事にて紹介しています!ぜひ合わせてご覧になってください。)
ブレスト企画はクライアントからいただくご依頼の中でも多く、若者目線で企画を出せるため評価をいただいております。そのブレストを自社内でも定期的に行うことで、世の中の流れ、社会環境、市場環境を把握できる機会となるため開催しています。
ーなるほど。ではそんなブレスト会に参加してみて、どうですか?
(あいり)以前学生団体の代表を務めていたことがあったので、イベントを開催する際にターゲットにどんな困りごとがあるのかブレストしていくことなどはありました。
ですが、りべるとPR Academiaのブレストは、ただ自分の意見を考えて言うのではなく人のアイデアに付け加えていったりと周りのアイデアも重要です。なので、それまでとは違ってみんなで作り上げていくものというイメージに変わりました。
(たっつんさん)確かに学生団体とは目的も少し違うよね。
ーPRプロからのフィードバックもあるからみんなで改善していく感じだよね。
(あいり)そうですそうです。
ーあいりはどのような想いを持ってブレスト会に参加していますか?
(あいり)絶対に人と違う意見を出せるよう意識しています!目立ちたがりだし、一番年下なので、一番何も知らないからこそできることがあるなと思います。TikTokの運用もやっているので、そういった角度からも出せるアイデアがあるのではないかなと思っています。
ーこれまでのブレスト会で一番記憶に残っているものはありますか?
(あいり)2回目のブレストが一番記憶に残っています。その時は本当にたくさんアイデアが出たんですが、ブレスト会が終わって帰宅しても考えていたら、アイデアはたくさん出たけど全く線で繋がっていないアイデアばかりでどうしたらいいんだろうとなりました。ですが、次のミーティングでどうするか話し合っていたら点が急に線になって、これとこれくっつくじゃん!という感じでどんどん繋がり、それがとても快感でした。ずっと歩き回って考えてパッと出てきたアイデアにピンと来て一気に進む、ブレイクスルーの瞬間が好きです。
(たっつんさん)メンバー同士でうまく補い合っているんだね。
(あいり)そうですね!あと、出てきたアイデアがその前に出たアイデアと組み合わさった時もパズルみたいで面白いです。
ブレストをしながら感じるのは、PR Academiaは私にとって自由に発言しても否定されない安心安全な空間なので、とにかくアイデアを出すスタンスで皆が進んでいる空間はなんでも言うことができてとてもやり易いです。逆に、ブレスト中は私も人の意見を否定しないことを心がけています。
ーたくさんアイデアが出るあいりならではの視点だね。
たっつんさん:アイデアマンと意見をまとめる人は分かれるから、個性が活かされていてまさにブレストの価値が出ているね。
りべるのブレスト企画って?
ーでは、りべるの提供サービスとしてのブレスト企画の特徴を教えてください!
(たっつんさん)普通のブレストはとりあえず人を集めて意見を聞いたり、その場で思いついたものを言ってまとめるものが多いです。
ですが、りべるのブレストはまずメンバーが事前に調査します。例えば商品Aの露出企画を考えるブレストがあった時に、事前に商品Aについて調べ、リリースが出ていればそれも目を通し、それに紐づく社会環境がどうなっているかという部分も調べてきます。
クライアント側の感覚として、一般的な2時間のブレストではあまり良い案が出てこないです。クライアントも忙しいのでその時間を最大限活かせるように考えると、事前準備が必要です。
なんなら企画を考えていくくらいの勢いを持っていて、若者で、PR視点を持っていて、事前準備もしてということをしているので、ブレストの質としてはトップレベルだと思っていますし、その自信はあります。ブレスト当日2時間のクライアントとの時間は最大限の効率で活かせる準備をしてから臨むのが、りべるのブレスト企画の特徴です。
ーブレストではどのような視点を意識していますか?
(あいり)TikTokとかSNS系は自分が好きでいつも見ているからこそ、誰かが言った意見に対して「確かにこれTikTokで流行ってますよね」とか「話題になっていますよね」という部分は、自分が見て聞いたことを伝えることを大切にしていますね。
また、私はブレストした後に資料作成を担当することが多いので、具体的にイメージできるかどうかは大切にしています!後々自分が苦しくなるので、、笑
ーなるほど笑 でも具体的にイメージすることは実際ブレストして出た案を実行するときに一番重要な視点だよね。
ーたっつんさんはどんなことを意識していますか?
(たっつんさん)僕は成功要因を言語化できるかどうかを大切にしています。
突拍子もない、今の世の中にないものを出すというよりは、まず「過去こういう企画が世の中で当たっていました」という要素を抽象化します。そして、この要因があるとうまくいくんだという部分を抑えて、今回のブランドやテーマだったらどう活かすかという考え方をすることが多いです。その考え方をすると、一度世の中に受け入れられているものなので再現性が高いです。実際に僕が出すアイデアは通りやすそうなものが多いです。その代わり世の中に今まで無かったものが出るわけではないんだけれども、実際に形になるようにという部分を意識していますし、自分の強みもそこにあると思っています。
ーなるほど。やはりいくら若者目線でこういうものがバズると思ってもそれは感覚値なので、実際にご説明するときはたっつんさんのような思考が必要ですよね。あいりのように面白いアイデアを出せる人と、成功要因を数字やデータに基づいて説明できる人、それぞれの強みが活きているなと感じますね。
(たっつんさん)そうですね、ブレストの価値もそこにあると思っています。一人だとアイデアが出づらい人もいますし、アイデアをまとめる時も思考の偏りが出てしまいます。
ブレストする機会を一度持つだけでもブレイクスルーが起きやすいですし、タイミング的には企画の最初のタイミングでブレストを行うことも価値があると思います。
りべるのブレスト企画は最初の段階で幅広く検討して皆がこれだと思うものを出すことを提供するよう意識しているので、効果が高いです。
ブレストから企画まで担当するメリットは?
ーなるほど。では改めてブレスト企画を一貫して提供する意味を教えてください!
ブレストの目的が企画に起こすことなので、基本的にセットだと思っています。企画になるようにブレストしているので、その部分が普通の学生を集めてブレストするのとは違います。アウトプットを考えると企画までさせていただいた方が、効率も良いですし一貫性もあるため提供できる価値が大きいかなと思います。
ブレスト企画の事例
ー2年弱で40件以上のブレストをご依頼いただいているりべるですが、これまでで特にりべるの一貫性や学生という強みを活かすことのできた案件はありますか?
(あいり)ジャパントレイルのブレストは、現実的かどうかをあまり気にせずに実際に自分や周りの若者も行きたいと思えるような案がたくさん出てきました。当事者となって考えることや、周りの若者目線を持つこと、メンバー同士で個性を活かしあえるチーム力がとても楽しかったです。
京都府知事選では若者の投票数を伸ばすブレストをしたのですが、投票は私自身特に好きでないからこそペルソナであり当事者だったので、意見も出しやすかったです。
(たっつんさん)LINEコンテンツのブレストでは大人じゃ出ないだろうなというアイデアが出ました。元々は大学の学食に広告を出すなどしていたのですが、飲み会の時に本サービスを使ったら抽選で飲み代を無料にするキャンペーンや、LINEコンテンツを利用してもらえる企画を学生コンペで募集してしまうなど、学生らしさ全開でした。
まさに学生らしい意見が欲しいというご依頼だったので、その期待に応えられるようにというのと、一定のプロジェクト経験(=ちゃんと企画書にできる)があって、学生目線を持っているメンバーだったからこそでき、よかったなと思いますね。クライアントへの提案まで持っていける形にできるメンバーがいることはPR Academia含めりべるの特徴ですね。
ご相談いただいたPR案件のオリエンの際に、ブレストを無償でご提供した結果、ブレスト案がよかったという事で発注いただきました。メンバーのブレスト経験値も関係していると思います。アイデアの出せる幅などが鍛えられていたなと思いますね。
またフィードバックもいただいたのですが、とても満足していただけました。これはりべる/PR Academiaに依頼しなければ間違いなく出ないアイデアだと感じていただけたようで、継続的にPRのご相談をいただいています。
たばこ産業会社では2時間くらいのブレストを行いました。特に若年層が電子タバコについて知る機会をつくりたいという案件でした。事前調査やアイデアを1人6案ずつ持ち寄り、提案まで進めました。
その中の企画が通りメディア掲載に至りました。元々社会人のPRプロがブレストして雑誌向けの紹介アングルを提案していたのですが、PR Academiaでブレストして出た企画が媒体社やクライアントにも喜ばれて、かなりの露出が獲得できました。春夏にかけての戦略的な紹介アングル・特集企画を提案したところ質が上がったと評価頂き、秋冬も継続でご依頼いただきました。
ーやはり若者ならではの切れ味がある企画が出せるのがりべるの強みですね!これからもブレスト会で経験を積み鍛えることで、社会にどんどん価値を提供していきたいです。お二人とも、ありがとうございました!