【りべる通信vol.8】個性光る学生が語る、りべるのイベント企画!
りべるでは、PR目線から情報デザイン・拡散デザインまで一貫してコミュニケーション支援を提供しています。
今回は拡散デザインにあたる「イベント企画」に携わったPR Academiaの学生メンバー、そーたさんにお話をお聞きしました!
学生が携わるプロのイベント企画とは
ーどのような部分に興味を持ってイベント企画に取り組みましたか?
自由な視点で考えればいい、PR企画の制約がないところに興味を持ちました。
ー企画提案のプロセスはどのような形でしたか?
企業からお話がきており、こちらでチームを構成して1ヶ月ほどで提案書を作成、提案しに伺ったという形です。
提案書は企業のコラボ予定に合わせて必要な情報を集め、施策を段階的に組みました。話題化やブランド認知の内容などを作りました。
資料作成が得意なメンバーがいたので協力して作成していました。資料作成にはこだわっています。自分らしさよりも企業・提案ごとに合う”トーン”を毎回考えて作っています。
若者目線を生かすには?
ー実際に企画して感じたこと・価値は何ですか?
データがないと納得いただきづらいなというのは一番思いました。
例えばこのインスタの企画をやりたいですとなった時に、若者のうちインスタを使っているのは何万人で、この企画に参加したのは何千人で、最終的に企業にはどのくらいのメリットが生まれそうです、みたいな部分を全部数字でわかりやすく伝えることが必要です。
僕たち若者が感覚値で話しても、先方のクライアントに伝えきれなかったことは結構ありました。なのでやっぱりデータを用いた上で数字で説得力を出していくことが必要だなと思いました。
ー当事者である若者自身が語っていることではあっても、実際クライアントの広報PRを担当されている方としては、それだけを根拠にして進めていくのは難しいですよね。
やはりクライアント目線を持って進めることが重要なんですね。
そうですね、感覚値での提案が多くなってしまっていたことは反省点です。数字をもっと入れ込むべきだったのかなと。
例えば提案したSNS企画だったら、企画内容の次に拡散のイメージをお伝えしたのですが、その部分ですね。PR Academiaの拡散力で何人に広めて、どのくらいのミレニアル世代に知ってもらえるのかという部分を出しました。しかしその中で何人が投稿してくれるのか、その結果どれだけ企業のブランドイメージが上がるのかという部分を数字で追えていなかったのがゴーサインが出ない敗因だったなと思いますね。
ーそれ以外に企画で実感したことはありますか?
こちらがこんな面白いPR施策をやりたいですといっても、クライアント側がそんなに面白いことを求めていないこともあって、それに近かったなと思います。
こちら側からしたら面白いイベントやSNS企画をやろうとしていたけれど、クライアント側としてはあまり奇抜なことじゃなくお堅くやって欲しかったんだろうなというのは感じましたね。
向こう側のミーティングの反応だったりとか、結局外資の会社なので本社に日本の成果を見せないといけないので、確実に成果が得られるものじゃないとゴーサインが出せないんですね。
なので見た目はいいイベントかもしれないですけど、これでどれだけの人数がブランドイメージをよくしてもらえるんですかという結果が見えてこないと、こちらからの奇抜な提案にはゴーサインが出ないのかなとは思いました。
ーなるほど、それぞれのクライアントに寄り添った提案というのはなかなか学生だと経験する機会も少ないですよね。若者目線だけでなく、クライアント目線も培っていったんですね。
学生時代から培ったPR視点
ー企画書や提案の中で何か発見などありましたか?
PR企画やPR施策の提案では、「こんなことをやりたいです」の前に、今世の中がこんな状況ですよとか世の中のトレンド感を最初のスライドで紹介します。その上で、だから僕たちはこういう企画をやりたいんです、という流れなんですね。まほさんが教えてくださったPRストーリーと言って、世の中感を一番最初に出すんですけど、そこがすごく新鮮でした。
ーそこはPR業界独特ですよね。そういった経験が今活かされていることはありますか?
就活で企画書作りが活きたことはあって、それこそ企画書を考えてきてくださいという面接もありました。インターンなどでも、企画書や提案の話し方や進め方も勉強になりました。
個性が生きる!ゴールへの道筋
ーなるほど。少し話が戻るのですが、はじめにイベント企画の何をやってもいい部分に惹かれたとおっしゃっていました。
今までのお話の中で、PRは世の中目線やクライアント目線などが重要とおっしゃっていたため制限はあると思うのですが、いかがですか?
ブランディングイメージを上げることや若者から人気にさせることなど、最終的なゴールは決まっているけど、そこに進めていくための手段は問いませんよ、という感じなのが面白いと思っています。ゴールは決まっているけどそれに対する手段はチーム次第という部分が、やりたいことができるという意味で魅力的だと思いました。
ーこれまでに似たような経験はありましたか?
高校生の時に文化祭や体育祭をやるとなった時に、去年こういう仕組みでやったから今年もこれでいきましょうとかではなくて、去年こうだったけれどもっと盛り上がるためにはどうしたら良いか、とかもっと面白いものを作るためにはこういう新たな企画をやってみよう、というのはありました。
ーなるほど。前に従った方がラクだけれどそれでは先が見えてしまうし、より良いものにするために道を作っていく方が得意なんですね。
「なんでもやっていいよ」と言われてもできない人もいるので、イベント企画はそーたさんの性格に合っているなと感じました!
そーたさん、ありがとうございました!
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