精一杯、自分らしい花を咲かせる

私たちは、

「必要だから生まれてきた」

そう、信じている。

「必要だから生まれてきた」

そういう意味では私たちは完全です。

私たちを植物に例えるなら、

種として、芽として、花として･･･どの瞬間も完全です。

私たちは完全ではあるのですが、

自分が何の植物であるのかを知らない。

ここが不完全なところなのです。
自分が何の植物なのか…。

つまり、自分とは何者かを知る…。

（バラなのかチューリップなのか、コスモスなのか…。）

では「自分とは何者なのか」、

これさえ見つければそれでいいのか？

それに見合った分量の水をやり、
太陽の日差しを浴び、栄養をもらわなければ、

花は咲かない。

その人らしい花を満開に咲かせる。

自分らしい花を咲かせる。
自分は、本当はどんなふうに、
どんな花が咲くのか。
「他の人と比べて、あの人みたいになりたい」ではなくて…。

「自分は何の花を咲かせるんだろう？」

まだ、精一杯、
自分らしい花を咲かせていないとき、
人は不完全。
「自分らしさ」を知り、
そこに栄養を与えることで、
自分らしい花を咲かせる。

「自分らしさ」をみつけて、
精一杯自分らしい花を咲かせることが人生…。

咲けば散る。
そして、
咲かないこともあるだろう。

これもまた人生…。