信頼するけど期待しない

自己犠牲と我慢の代償として過剰な期待をすると、
満たされない想いは、怒りと憎しみに変わる。

怒りと憎しみは、視野を狭め人を信頼して自ら動くことができなくなる。

自ら動けなくなるから、人に依存する。

人に依存するから、自己犠牲と我慢をする。

終わりがない…。
手にするものは、怒りと憎しみ。

ならば、まず、自分自身を信頼する。
誰かに期待せず、自分の思うままに動いてみる。

そうすることで、人を信頼できるようになる。

気がつくと、自分の人生のハンドルを握っている。

信頼するけど期待しない。

そうやって、私たちは人と繋がり、より豊かになっていく。

二つの人格が出会う事は、二つの化学物質の接触に似ている。もし何か反応が起これば、両者とも変容する。

カール・グスタフ・ユング

「自分が人との出会いによって変わったと感じるときには、相手も同じように変わっている可能性がある」ということで、それはつまり、自分が誰かの変化のきっかけになるという意味でもあります。

自分が誰かの変化のきっかけになれるかもと考えると、なんだか人との出会いが楽しみになってきます。

だから、自分の人生のハンドルをしっかり握る。

信頼するけど、期待しない。