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信頼に対する考察

Speed is Power…

確かにそうなんだ。

相手の想定を少し上回ることは価値となる。

そう思い、しゃにむに仕事に組んだ。

しかし、スピードを上げすぎると、失うものもある。

自分の感情との繋がり…。
スピードを上げることに価値を置きすぎ、
自分の感情に蓋をする。
身体の疲れにも蓋をする。

それが積み重なると、働くために生きることになる。
違う、そじゃない…。
そう思いつつも、
上げすぎたスピードをダウンさせることはできず、
増々、自分の感情と身体の疲れに蓋をする。

一体、自分は何をしているんだ。
何のために生きているんだ。

自分との繋がりを取り戻すためには、
自分の感情を欺かないことなんだと思う。

自分の感情を欺くと、自分を信頼できなくなる。
自分を信頼できなくなると、他人を仲間を信頼できなくなる。
信頼のない人生なんて味気ない。

忙しいとは、心を亡くすと書く。
スピードを上げすぎると、忙しくなり、
自分の感情との繋がりを失い、
信頼を育むことが疎かになる。

人生には、スピードをあげることよりも大切なことがある。

そう信じている。

信頼は生きる力。
Trust is Power…

「信頼」が育まれると、
私たちは相手の動向や結果に対するコントロールを手放します。

相手に対して無い何かを求めるよりも、自分と今ここにいることに、深い喜びを感じられる…。

相手を「信頼」することができていると、
表面的な相手の動向や、目に見える現実に、揺れることが少なくなります。

相手がどうこうしたから、裏切られたと感じることもありませんし、自分の望む結果が出なかったから、必要以上に落胆することもありません。ただただ、淡々と相手に感謝と愛を贈ることができるものです。

「信頼するけど、期待しない。」
このスタンスが、笑顔で心穏やかに生きる基本なんだと思います。

「信頼するけど、期待しない。」
この根源にあるのは、自分自身への「信頼」です。

自分を「信頼」できているのか、自分と繋がっているのか。
「信頼」できていれば、その思いで世界を観るので、
相手のことも「信頼」できますし、
自分と相手の未来のこともまた、「信頼」できます。

繰り返しになりますが、
自分を「信頼」できるほどに、
結果や相手をコントロールしようとしなくなります。

もちろん、自分が望んだようになれば、それは喜ばしいことなのですが、「信頼」が深まるほどに、そこへのこだわりが薄れていくものです。

その代わりに、自分の価値や魅力、才能、可能性を信じる…。

それができると、まわりの大切な人の価値や魅力もまた、信じることができるようになります。

それは、相手を深く愛することの形の一つです。

自分がその愛を贈ることができているとき、
私たちは深い喜びを感じることができます。

そうすると、いまここに無い何かを求めたり、
相手の反応を期待する必要がなくなる…。

流れに身を任せることができるというか、
ありのままの自分に幸せを感じることができる…。

「信頼」とは、大きな恩恵を、私たちにもたらしてくれる。
そう信じている。

だから、自分と繋がること。

自分が感情を欺かないこと。

自分の心の中の、ほんの小さな声に、耳を傾けること。

自分の感情を欺いている期間は、
自分の寿命に加算できないのだ。

答えは自分の中にある。

そして、未来は対話の中にある。

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あり方探求ライフコーチ”てつ”
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。