感謝って、今ある豊かさを享受すること…。
そもそも幸せとはなんでしょう?
今この瞬間、自分の幸せ度は10点満点中何点でしょうか?
3点、5点それとも8点…。
どう感じられたでしょうか?
高い?
低い?
その点数が、今現在の「満たされ感」です。
そして、10点に足りていない点数が、自分の「欠乏感」。
この欠乏感が意識の多くを占めていると、幸せは感じにくいのです。
実は、この点数、人の成功度やお金持ち度とは関係ないように思うのです。
世の中には、成功者と見られている方であっても、
欠乏感でいっぱいの方々もいます。
事業を成功させていたり、
おしゃれなレストランで食事をしたり、
高級な車に乗っていても、
欠乏感を感じている人もいます。
欠乏感を感じているので、
持ち物の価値や付き合っている人の価値などで補う。
欠乏感は、原因はいろいろありますが、
人との比較も原因の一つですので、
成功するほど欠乏感が強まるケースもあります。
世の中上には上がいます。
欠乏感が強まると、
私たちは、(自分に)ないものに常に焦点が当たります。
すると、心の中は常に「ないない」状態になり、
感謝の気持ちが薄れていきます。
感謝の気持ちが薄い人になると、
不思議なことに、感謝の気持ちの薄い人がまわりに集まってきます。
感謝の気持ちが薄い人と繋がりたいですか?
もし、そうでなければ、
まず、身の回りの「あるある」を探して、感謝すること。
健康でありがたい…。
インスタントでも、温かいコーヒーが飲めてありがたい…。
今日も天気がいいな…。
あるものを見つけて、感謝を感じると、
自分の中の「足るを知る」感覚が強まっていきます。
「足るを知る」感覚が強まってくると、
不思議なことに、足るを知る人たちがまわりに集まってきます。
このようなちょっとした感謝の気持ちこそが、
幸せの土台を創るように思います。
幸せの土台ができると、
感動と感謝が循環しはじめます。
だから、幸せの土台ができると、欠乏感を感じにくくなります。
感じにくくなるというか、
感動と感謝が循環しているので、
欠乏感によって、
心が揺れにくくなります。
幸せの土台を創ってからの成功が、本物の成功です。
なぜなら、欠乏感の土台からの成功は、
さらなる欠乏感しか生み出さない。
つまり、出発点の質こそが、結果の質…。
作物の収穫は、土壌の質によって決まる…。
土壌の質とは、心の状態…。
枯れた土には、花は咲かない。
種を蒔くのを少し止めて、
土壌を耕すことに時間をかける。
手を止めて、
土壌を耕す…。
心をほぐして、
今ある豊かさを享受する。