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【失敗談】コーディング学習で遠回りした話

数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
こんにちは!
Liall.(リアル)のディレクション担当、藪内です。
「Liall.ってなに?」という方はこちらから是非サイトを覗いてみてください!

私は、今でこそLiall.のディレクション業務を担当していますが、結構ギリギリまでコーダーとして働く気満々でした。
デザイン的な素地がなかったので、学習初期段階でデザイナーは無理かなと考えていたのもありますが、コード書くのが楽しかったのがめちゃくちゃ大きいです。
ていうか今でもコード書くのは好きです。
「じゃあなんでディレクション業務やってんの?」って言われたら、「人と話したりあれこれ考えるのがコード書くのと同じくらい好きだから」としか言えません。
ただ、独学で勉強を始めてから今日までを振り返って、
「あれ?これ必要だった?」とか「こうしておけばよかった」みたいな、ちょっと遠回りしたかなぁって、後悔じゃないですけど、でもなんか胸に残るもやっとした何か。

そこで今回は、私がコーディング学習の初期段階において、「遠回りしたなぁ」って思ってることをつらつらと挙げていきます。
一応先に言い訳!遠回りとは言いつつも、そこでの学習経験が無駄だとは思っていません。
ただ、使用頻度とか現状の自分を振り返ったときに、「そこ、そんな優先度高くないよー」と言ってあげたいことを書き連ねるだけです。

【1.とりあえずHTML&CSSの本を2冊買ったこと】

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これ、別に無駄ではないんですけどね。
私みたいなアホなことする人少ないとは思うんですけど、「世の中に蔓延るオススメ情報」だけを見て本を買ったことが、自分の失敗だったなぁと。

そもそも、何かを学習するうえで「頭を使わない」「意味を把握しないままとりあえず手を動かす」というのは、非効率だと思います。
特にコーダーとしてやっていきたいと考えるなら、「意味もわからずとりあえず暗記だけしてる」より「意味が分かったうえで、効率を上げるために暗記したり、コードもよく使うのは保存している」のほうが良いのは自明です。
ただ、一部の天才を除き、全く未知の領域の本を一読しただけで理解できる人っていないと思うんですよね。
少なくとも私は理解できませんでした。
ところが、私の買った本は2冊とも、例え内容が理解できていなかったとしても、書いてある通りにやればホームページが出来るんですよね。

しかも、本ってまぁ、厚さはそれなりにあるじゃないですか?
きちんとホームページも出来上がるじゃないですか?
なんかやった気になるというか、理解した気になっちゃうんですよね。

学習初期段階の私は、ドンドン次のステップへ進みたいと思っていたので、一読し記載のホームページを制作後、次の課題にチャレンジしたりしてて、多分4カ月くらいは本棚に入りっぱなしにしてたと思います。
ちょっと時間が空いたときに、久しぶりにその本を読んだとき結構色んな感情が浮かびましたよね。
「これ、確かにいい方法やなぁ」とか「これ、ちょっと微妙やなぁ」とか「これ、こういう意味やったんか」とか「結局これどういう意味なん?」とか。
ある程度学習を進めて、実際に制作に入ったりすると、「使用頻度の高いもの」「使用頻度の低いもの」なども区別がつくようになってきますが、初心者向けの本はざっくりと全体像を示したり、記載のホームページを制作できることを優先していたりするので、「使用頻度の高い・低い」の判断はできるようになりません。
もちろん、その本を読む段階では、初心者ですから使用頻度についての判断は当然できません。
要するに、「使用頻度の低い」ものも「使用頻度の高い」ものと同じくらいの熱量を掛けて学ぼうとしてしまうんですね。
これが、ちょっと遠回りだったかなぁと思う所以です。
やっぱり使用頻度の高いものを優先的に学んでいき、使用頻度の低いものについては、追々学んでいくほうが効率的かなと。
試験勉強でも配点が高いところを重点的に勉強して、ちょっとしか出ない部分は勉強時間を減らすほうが効率的じゃないですか。

【2.とりあえずProgateとドットインストールに手をだしたこと】

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これも、決してサービスが悪いわけではなく、利用者である私の頭が悪かっただけの話です。
上記の本を読破後、ネットで情報を漁ると上記2サービスが初心者にオススメされていたので、とりあえずチャレンジ。
世のオススメ情報のまま、何も考えず、一から順にスタート。
この時の私に誰か言ってやってください。

「いや、昨日まで本読んでたのに!?」
「もうHTMLの言語の説明とか、何回も時間を割く必要なくね!?」
「復習なら、もうちょっと時間をあけてやったほうがよくね?」

Progateは途中途中で課題があり、自分で習ったことを思い出しながらチャレンジできるんですが、ここでも単に直前まで学んだことを書くだけ、という利用の仕方をしてました。
頭を使わずにやってるから、翌日以降になると覚えてないし出来ない。
答えを見たら、自分とちがいすぎて目が点になることも。

無料部分が1週終わって頭に入ってること、ほぼ無し!
こんな勉強の仕方、サービスの利用の仕方しても意味がなかったと思います。
なんとなく、ちょっとだけ暗記してることを当てはめるだけでした。

結果的に学習開始から1~2ヶ月目くらいの私のスキルは、頭を使わずに手を動かして出来ることしか出来ないレベルでした。
例えば、なんらかの要素を中央に配置したいと思ったとき、私はその要素がどんな要素であるか一切考えず、
「margin: 0 auto; これであかんかったら text-align: center; それでもあかんかったら別の方法を考えよう」
という思考で、作業を進めるレベルでした。
…いや、これもう一生この思考でしょ?笑
成長が一切できない、思考停止で作業している感じが出ちゃってますよね。
正直、このまま独学で勉強を続けていたら今でも同じレベルだったんじゃないかと震えます。

きちんと頭を使いながら上記サービスを利用していれば、もう少し早い段階でコーディングに必要な考え方みたいなものを身につけれたんじゃないかと思います。

【終わりに】

特に基礎がないうちは、目の前のことを覚えるのに必死で、なかなか理解するところまでいけないって人は私だけじゃないと思います。
でも、それってやっぱり遠回りになってしまうし、何より振り返るタイミングがなければいつまでも出来ないことに気付けないというリスクもあると思います。
もし、これからコーディングちょっと勉強してみよって人がいたら、是非私みたいな遠回りをせず、頭をしっかり使って目標までの最短距離を走って頂けたらと思います!

個人的には、「自分が作りたいもの」に照準を合わせて、今勉強している内容は、「自分が作りたいもの」のどこに使用できるかな?なんて考えながら勉強すれば、何も考えずボーッと手だけ動かすってのは避けられるんじゃないかな?と思います。

そうやって、頭を使いながら身につけたスキルがあれば、次のステップである他サイトの模写コーディングだったり、ポートフォリオ制作なんかも多少進みやすくなるのではと思います!

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