【大事なことは、大抵面倒くさい】デザイナーのモチベーション維持方法。
数ある記事の中から目を止めて頂き、ありがとうございます。
Liall.のshibutyaです。
早速質問なのですが、みなさん物事に対する「モチベーション」ってどのようにして上げていますか?おそらく誰もが、
「仕事で成果を上げたい!」
「毎日仕事を楽しく行いたい!」
「誰かに褒められたい、感謝されたい!」
などなど、色々な思いを持ちながら、毎日を過ごされているかと思います。
でも
「なかなか成果が上げられず、怒られる毎日」
「納得したものができず、出口が見えない日々」
「人間関係がうまく気づけず、居心地が悪くなる職場」
など、いろんなこともありますよね。
今回は、そんなあなたへ「今日のモチベーションが、ちょっとだけアップする方法」を紹介したいと思います。
(こちらの記事の「自走力」の部分も、ぜひおすすめです!)
1.「大事なことは、大抵面倒くさい。」ということを認める
「宮崎駿」大先生のありがたいお言葉
いや、ちょっと待て何を言っているんだ!という方もいらっしゃると思います。
私はこのドキュメンタリーをタイムリーに視聴していたのですが、「こんな偉大な人でも面倒臭いと思うことがあるんだ」と非常に驚きました。
でも、この気持ち本当に分かります。自身も何かを作る際、口癖のように「めんどくさいなぁ」と呟いています。「ウッヒョー!ものづくり楽しィ!面倒臭いこと楽しィィィ〜!」と人生エンジョイ勢の方は、そのまま突き進んで、どうぞ。その天性の能力を存分に発揮して頂ければと思います。
「宮崎駿大先生でさえ、ものづくりは面倒臭いので、私のような一般人が面倒臭いと思うのは当たり前。」そういう風に割り切ってしまうというのも一つの手だなと思います。「諦める」ではなく、「割り切る」です。しかし「その気持ちを持ちながら行う、ものづくりは実は大事なことであって、大きな成長を遂げるきっかけになるかもしれない」と、頭の片隅に置いておくことが大事かなと思います。
2.「今日はこれだけできた!」と、自分を認めてあげる
ほんとこれは大事です!!!自己肯定感まじ大事!
これが無いとどうなるのか、自身の経験を交えてご紹介したいと思います。
私がデザインと広報の世界で仕事をしている時、「数字」が全てでした。
「デザイナーが、なぜ数字に関係あるの?」と思われるかもしれませんが、一例としてこんな流れがありました。
1.自分が特注デザインしたものがInstatgramやTwitterなどの
SNSに掲載される
2.それを見た他のお客様が「自分も特注のデザインの商品が欲しい」
と思い、注文される
3.売上に数値として現れる、またSNSの拡散具合で
「受けたか受けていないか」の判別ができる
メイン商品ではなかったので、ダイレクトに売上に直結するとは言い難い部分ではありますが、「特注なので、お客様の期待値が高い」という部分で、割と大事な部分ではありました。
そんな感じでお仕事をしていたある日、ふと思いました。
「あれ、最近全然仕事が楽しくない気がする…」
日々、デザインをルーティーンのように上げ、いつの間にか納品され、数字が出ている。
広報を行う上でも同じく、テレビ放送やラジオ放送、講演会に行けばその直後からコールが鳴り響き、次々と商品の注文が入り、飛ぶように売れていく。通常では考えられない売上が叩き出される。喜ぶ上層部の方々。中堅層の方々は商品を間に合わせるために次から次へと作るので、そこに合わせて自分自身も動く。
「何時までに、あれをこっちに持っていって」
「こちらお持ちしました」
「はいよ」
当時は、あっという間に一日が終わっていく日々。
どれだけ自分が「早く」納品しても「ありがとう」と言われることはなく、
例えお客様に喜ばれるデザインをしても「褒められる」こともなく、
どれだけお客様に丁寧に接客をしても「目に見えた何かが得られる」わけではなく、
「数字が全て。そこを上げなければ、職場にいることはできなくなる。」
そんな環境でした。
そうすると「数字を上げて、結果を出さなければいけない。数字を出せない人は、ここにいてはいけない」と思うようになりました。(割と本気で思っていました)すると徐々に、思うように結果が出せなくなってくると、自分自身の価値が感じられなくなってきたのです。今から考えると、かなり危ない考え方になっていたと思います。
そんな悶々としていたある日、先輩に言われた言葉があります。
「数字なんか気にせず、思いっきりやればいいよ。多分上の人たちって、数字のことで頭がいっぱいで、お金として還元される部分に夢中なだけだから。誰もあなたを見ていないと思って、この仕事をした方がある意味気が楽かもしれない。でも私はあなたを応援してるから。今日はこれだけできた!って自分を褒めて上げて。あと、あなたのデザインが好きだから、何がなんでもこのテイストで続けてね。」
惚れてもうたやないか…(その先輩は女性です)
デザイナーを褒める最大の言葉は「あなたのデザインが好き」です。
テストに出ます。デザイナーの女性・男性に告白する時、使ってどうぞ。
この言葉を頂けた時は、もう顔面崩壊するほどに嬉し泣きをしたのですが、同時に「なんでこの人は褒めてくれるのだろう」「結果や実績がないのに、なんで存在価値を見出してくれるのだろう」と疑問に思いました。最初理解に苦しみましたが、最終的に「数字をださなくても、ここで頑張っても良いんだ」と考えかたをシフトしていくことができました。「少なくともこの先輩は、私がやることをちゃんと見てくれているし、応援してくれている。」と安心し、今日はこれだけ頑張れた!と自身へも繋がりました。
それからというもの、日頃から「当時の先輩のように、正しく人を見ることができるようになろう」と意識しながら仕事をしています。
皆さんも毎日継続していることができず「今日はできなかった…」のなるのではなく「また明日倍やればいい」ぐらいの軽い気持ちでやっていきましょう!そのほうが前向きになれますし、自分に自身が持てます。何度でも言いますが、自己肯定感、本当に大事です。
3.とにかく寝る
…いや、寝ることほんと大事なんですよ!
睡眠時間が8時間以上になると、本当に毎日ハッピーオーラを放ちながらお仕事ができます。
毎日3時間睡眠ですと、ダークオーラを放ってしまいます。あと視界が歪む…
一定のモチベーションを保つのに「健康」は最高の味方です。
「健康」あっての「仕事」です。
実際にあった流れなのですが、
日付が変わるまで連日仕事を行い、睡眠時間3時間の生活を続ける
(ちなみに先輩は連日デスクで寝ていた模様)
↓
ある日突然気分が悪くなり、トイレで嘔吐・吐血
↓
夜間救急にいき、診療(胃潰瘍★)
↓
「明日出社してね★」と上司からメールがくる
↓
一瞬にして、自身の周りにダークオーラが放たれる
となってしまったことがありました。
当たり前ではあるのですが、健康的な生活をすることで正しい判断ができますし、「普通に」モチベーションへと繋がります。若いからといって無理はしないでください、限界があります。
「納期までに間に合わない」「先輩に怒られる」
そんなことどうでも良いのです。その納期、命より大事ですか?(偉大な誰かの言葉)
逆にしっかりと睡眠ができた日は本当に元気になれます、皆さんしっかり寝ましょう!
人生、なんとでもなる。
いかがでしたでしょうか?
今回は割とシビヤなところを攻めた記事となりましたが、少しでも今大変な思いをされている方の心に届けば幸いです。
他にもこんなモチベーションの上げ方がおすすめ!などありましたら教えて下さいね。早速実践します!
最後に、最近の一番モチベーションの上がる方法は、
「Live映像を流しながら作業する」です。
ぜひ、お試しあれ。
記/shibutya
(追記)今日は「母の日」ですね!日頃の感謝を伝えちゃいましょう!
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