大地震に備えた運用が現実になって感動している
子供の頃から存在していた大地震への警戒情報の運用ルール、これが大人になって実際に運用される日が来た。
ここ数日の感想を綴る。
2024/8/8(木) 発表
16:43に日向灘で起きた地震のことは会社で知った。誰かの「津波注意報」に関するアラームがなったのでNHKニュースを確認したところ宮崎県で大きな地震が起きていた。
そして南海トラフ地震に関する評価検討会が開かれた旨がニュースで告げて「まじか」と声が漏れた。普段は「関連はない」といっていたのが今回は違った。
結果が出るまでの猶予は2時間。
<調査中>から2時間ほど経過19:15したに帰宅途中のスーパーで<巨大地震注意>が発表された。ぞわっとしたのを覚えている。とりあえず最低限の保存食だけ買って帰宅した。
2024/8/9(金) 品不足はない
特段、東京の日常には変化はなかった。
お盆休み直前だが帰省ラッシュが緩和されるようなこともなかった。政府の懸念をうまく回避できていたのではないだろうか。東京だけかもしれない。
スーパーで品不足になっていた。
米
水
トイレットペーパー
米以外は棚が空になるほどではない。関東民は自分たちが揺れを感じないと備えない人なのかすでに備えているかどちらかなのだろう。トイレットペーパーもコロナのときに比べれば楽勝だ。
ただ米だけが2キロ以上の大袋に入っているものはない。これは直近コメ不足になっており供給が追いついていないせい。今は国の貯蓄も放出している状態だ。この状況で地震が来たら結構やばいとは思う。
2024/8/10(土) 混乱はない
8/9には神奈川県西部を震源とする震度5弱の地震があり交通網は一時的に麻痺した。
また8/9から新幹線、JR東海道線などは徐行運転をする区間を発表した。お盆期間で臨時列車を出すような時期なのに。
ただ混乱は思ったよりなかった。
イベントはいつものように開催された。
8/11にはコミケも開催している。
国民への長年の教育とコロナの備えがいい感じに合致しているのかもしれない。
20年以上前からある大地震警戒
「南海トラフ地震に関連する情報」は2017/11/1から運用されている。
しかし、高校時代のときからこの大地震を警戒する情報発表をもとにした運用体制はルール化されていた。高校の生徒手帳に書かれていた。
「東海地震に関連する情報」
このころは東海地震に限定された運用だったので東海圏だけしか知られていなかったのかもしれない。
東海地震の警戒宣言が出たら交通網はほぼ使えなくなるため登下校時の影響などが生徒手帳に書かれていた。
東海地震はいつかくるものとしってビクビクしてすごいしていたが東海を離れるまでは特に遭遇することはなかった。
そして今に至る。
実際に発表に至ったことに感動
国民の生活を変えてしまうかもしれない発表がされた、このことが一番の驚きだ。
1週間は警戒することになっているが、この1週間に科学的根拠はなく社会的に我慢ができる範囲ということらしい。
今のところ発表されてから新たな動きはない。
ただ毎日臨時情報で調査結果を気象庁は発表している。
8/11時点では第4報
今は一部割れではないかと言われている。
心配することは多い。正月の地震では津波の被害は海岸が隆起したことにより予想より低かったとも聞く。
南海トラフ巨大地震を扱ったコミックでは違う視点の津波の恐ろしさが描かれていた。
「いつかくる」から「近いうちにくる」に変化した
1週間後なのか
1年後なのか
10年後なのか
8/9にスマホを見ているときに緊急地震速報がなっておかしくなりそうだった。来てしまったのかと。
2024年もあと5ヶ月、楽しみなことはたくさんあるのだ。
何も起きないことに越したことはない。
今できる備えは
よく食べる
よく寝る
よく休む