イベント参加レポート 『これまでの仕事これからの仕事』『アジャイルなプロダクトづくり 価値探索型のプロダクト開発のはじめかた』著者講演|アジャイル読書会@札幌
開催日時:2024-09-21(土)13:00 - 17:00
『これまでの仕事これからの仕事』『アジャイルなプロダクトづくり 価値探索型のプロダクト開発のはじめかた』著者講演|アジャイル読書会@札幌 - アジャイル札幌 | Doorkeeper
■概要
すっかり秋めいた札幌。夏を忘れたかのように吹く風は冷たく冬まっしぐら。街は外套を着た人で埋め尽くされているが、イベント会場内は、熱気であふれ、寒さなど微塵も感じさせませんでした。
著者講演にて『書籍:これまでの仕事これからの仕事』の著者である「市谷聡啓」さんに、札幌にお越しいただいて、直接ご本人から書籍に関する学びを共有いただきました。
イベントの後半は「やってみよう!ハンガーフライト」と題して、『書籍:これまでの仕事これからの仕事』の中で紹介のあったプラクティスを実際に、みんなでやってみる事にトライしました。
■書籍
■著者プロフィール
■オープニング
参加者は総勢19名。参加者の皆さまは、アジャイル読書会のホームグラウンドである「マジョーレ」まで、お越しいただき、無事にイベントの開会となりました。
読書会の代表であるうめざわさんより、昨年開催した読書会にて、登壇者達が発表した資料の概要を通しで説明。
全部で150ページ(全登壇者の資料を束ねた)を約25分間でかけぬける! という壮大なスケールでしたが、『我々はこんなにも読書会を頑張っていたんですよ』、という空気を作る事に成功。
いよいよ基調講演の市谷さんへバトンタッチ。
■基調講演
とても遠くへ向かう長い旅路に漂う旅人の一人の私。たまたま通りかかった市谷さんと、一瞬だけ(1時間だけ)一緒に歩いた、そんな気持ちになりました。ありがとうございました(神降臨ありがたき)
以下は私の中での要約です(他に色々な解釈あると思います)
世の中の全ての企業が「数字だけ」「効率性ファースト」「予定通りが正義」「アウトプット指向」「マイクロマネジメント」「自分しかしらない」「縄張り」「思考停止」という状態と必ず直面する
それを解決する為に「価値探索」の旅に出よう。まずは一人で始めてやがては組織全体を巻き込んで行く「越境」に取り組んでいこう
この取り組みは必ず次の世代、その次の世代に引き継がれて開花し、アジャイルによって様々な課題が克服された素晴らしい時代がやってくる
■ワーク:ハンガーフライト
『書籍:これまでの仕事これからの仕事』で紹介されていた「ハンガーフライト」を開催しました。
ハンガーラックで語ってくれる親方が誰も名乗り出なかったらどうしよう、という運営側の不安は取り越し苦労でしたね。3名が名乗り出てくださいました。ありがとうございました。
私は以下のような事を今日は持ち帰りました。他の皆さんは、どんな事を心や頭に持ち帰ったのか、気になりますね。
巨人の肩に乗りすぎると、目的から逸れやすくなるので、トレードオフに注意し見定める必要がある
お互いのバックグラウンドを知る事で仕事がうまく回るようになるのは、ビデオ会議がコミュニケーションの中心とならざるをえない、フルリモート社員同士が仕事をする世界であっても同じだし、より重要となる。テクニックを磨くこと(壁紙を個性的にしてお互いに関心を持つ、など)
意思疎通に困難を感じられる若手に対して、言葉に対する解釈のギャップが原因である場合には、ギャップを埋める為に、同じ本を読ませる
より高い価値(アウトカム)と向き合うならば、上位者からの仕事の継承を迅速に進めるために、探索のプロセスをアジャイルで主体的に取り組み、組織の生態系を積極的に越境していく
■懇親会
引き続きマジョーレにて懇親会を開催。ゆったりとくつろげる3時間でしたね。
デザートも付いて全8品のフルコースでした。毎回少しずつ料理のグレードが上がって行っているように思いました。
私の座ったテーブルでは、ゲームの話題で15分くらい盛り上がっていたのだが、その中で吉田直樹さんというゲームクリエーターの話が話題に出て来た。新たな出会いの予感。
最後の方で市谷さんとの談笑の輪にも混ぜていただき、ありがたかったです。(神と同じテーブルに座れるとは!)
■最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
毎月定例の読書会は10/1を予定しています。
興味ある方は是非ご参加ください。
ついに「組織を変える5つの対話」も最終回です!
次はどの書籍を読んで行くのか、楽しみですね!(今のところ『アジャイルなプロダクトづくり 価値探索型のプロダクト開発のはじめかた』が優勢ですが、これを凌駕する書籍の提案を求!)
第4回『組織を変える5つの対話』読書会|アジャイル読書会@札幌 - アジャイル札幌 | Doorkeeper