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【学校でチラシを配ってもらうには?】自分の頭で考え、判断し、責任を取ることの大切さ #33

こんな記事を見つけました。

子ども食堂のポスターが
学校内で掲示されなかった問題について、
町が今後は掲示を認めることにした
という報道です。

PTAや子ども会に携わっていると、
この手の話をよく聞きます。

なぜ民間企業や団体のポスターやチラシが
学校ではNGなのか?

大きくは2つ理由があります。

1つ目は
「営利目的だから」

2つ目は
「特定の団体にだけ便宜を図れないから」

そんな学校現場でチラシを配ったり
ポスターを掲示してもらう方法があります。

「教育委員会の後援を得ること」です。

自治体や自治体の教育委員会に
後援名義承認申請書を出せば、
一定の基準はあるものの
認められるケースがあります。

教育委員会の後援名義の有無で、
チラシの配布の可否を判断する学校は多いです。

確かに、それで判断するのは
機械的で簡単かもしれません。

ただ、
それって自分で考えることを放棄してませんか?

「教育委員会が認めてるから」
「県が認めてるから」
「国が認めてるから」

それを盲目的に信用して、
何かあったら他人のせいにする。

自分が
「子どもたちのために有益な情報だ」
と思えば、
自分で判断して
掲示や配付をすればいいのではないでしょうか。

もちろん、配付をお願いする側は、
配布に手間のかからないような準備
(1クラス35名分ごとに仕分けるなど)が必要ですし、
そもそもチラシ配付が最も適切な手段かという
議論は別の機会に譲りたいと思いますが。

今回報道されたようなことが
起こること自体、
「私の頭では判断できません」と
宣言しているようなもの。
はずかしくはないのかな?と感じます。

子どもたちに
「自分で考えることの大切さ」を説くなら、
私たち大人がそれを実践しないといけない。

子ども食堂の情報が
広く行き渡ることも大事ですし、
それとともに、
子どもたちに諦めのマインドを
植えつけないよう、
自分にできることをしていきます。

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