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遺伝子検査で向きがわかる人の向き

先日のニュースが気になりました。
都内の私立保育園が、「将来の傾向が分かる」として子どもへの遺伝子検査を呼び掛け、保護者の3割が応じたそうです。
たった3割?、もし無料だったら8割ぐらい応じるのではないかと思います。

「子供のDNAには、その個性や身体的な特徴、将来の傾向が含まれています。教育方針や健康管理に役立つ情報を得ることができます」のだそうです。

子供に様々なお稽古ごとをさせる現代、子供の自主性や個性を伸ばすという表向きですが、実は、子供の向き不向きを探っているように感じます。
子供が楽しそうにやってるかどうかは別にして、何に才能があるか、何が人より優れているかを見極めてるような保護者の意識があると思います。

数年前からDNA検査や遺伝子検査で判明しようと、親子へのキャンペーンが多くなってきました。
「子供の適性や才能の可能性」
「健康に関する遺伝的な特性」
「学習の傾向や興味の方向性」

私はDNAや遺伝子の科学的知見を追ってます。DNAが人を決めるよりも、人がDNAを書き換えてる科学知見に興味があります
DNAが欠損しても即弊害があるのではなく、他のDNAが補完して変容する意外と柔軟な要素があります。
CGATの4種の塩基が組み合わされ二重螺旋を形成し、細胞分裂でもコピーで再結合されたり、ゲノム編集のようなその塩基を操作するなど、強固であり同時に曖昧であります。
それだけまだ不明な領域なので、私自身はDNA検査などしたことありません。

しかし真偽は別にしろ、子供に対する向き不向きを気にする親の心情を突いてるなと感じます。
私個人的には、人の適性や才能は、「どうやったらわかるか」ではなくて、「どうやって作るか」だと考えます。

DNAを読むのではなく、DNAを書き換える情報を採用しているところです。
健康に関した遺伝も、癌遺伝子などよりも、親子で共通する食生活や生活習慣が影響する生活遺伝だと考えます。


私が子供の頃、友達が親に霊能者のところへ連れていかれて、才能の向き不向きを視られたと話を聞いた記憶があります。
私が学生の頃、就職先などを算命術鑑定のところに行って聞いたという人もいました。
こういう人が、親になったら子供にDNA検査をしているのじゃないかと思います。
これこそ遺伝的な影響ですね。
向き不向きを探る遺伝子が、しっかりと親から子へ遺伝されてる、そういう向きがあると思います。

そーゆー私も、DNAがもっと解明されて全てがわかるとされたら、豹変して早々に検査するかもれませんね。
「すぐ豹変する遺伝子です」と報告されるでしょう。

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