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トランプが習近平を就任式に呼ぶ意味
4年前、バイデン大統領が就任直後にテレビインタビューで、プーチンは殺人者だと突然に述べた。
私はこの時をハッキリ覚えていて、戦争する宣言かと思った。その後はご存知の通り。
ブッシュJr大統領の時、イラクは悪の枢軸だと断言した。
オバマ大統領の時、イラク撤退を宣言してシリアの自称イスラム国を事実上に後押しした。
その後どうなったか、国際情勢を意識してる人はわかるだろう。
コロナのパンデミックは開始する前に計画を暗に宣言するように、米国大統領は暗に宣言して、世界に向けて行動を示唆するものだと思う。
都市伝説とかの為政者の顕示欲レベルではなくて、多くの人が動くのだから何かしらの宣言が必要なのだろうと考えている。
今月、米国でトランプが大統領に就任する。
トランプ次期大統領が自分の就任式に、中国のトップである習近平を招待した。
他国の首脳を就任式に呼ぶなんて記憶にない、やはり異例のようで、習近平は断ったようである。
解説などでは、トランプ大統領は敵対国や競争相手の国の指導者ともオープンな対話を作り出していると説明する。
私は半分本当で、半分見当違いだと思う。
これは、トランプ大統領は習近平を下に見ているという宣言だと感じている。
それは、戦争するという意味ではなくて、米国に攻撃しないなら相手しないという意味だと思う。
配下のように関税を飲むなどすれば貿易等してやり、同時に敵対もしない意味だろう。
昨年末、中国海軍が沖縄本島と宮古島間の宮古海峡などで海上封鎖と似た軍事演習を行ったニュースがあった。
台湾と日本を追い込むことに、戦闘は不要である。
海上封鎖をすれば、物流ルートが遮断され、日本に資源が入ってこれない。
日本国内の物価が10倍になり、経済活動が麻痺するだろう。
太陽光パネルも中国製、半導体も中国製、通信や生活インフラは中国共産党のさじ加減で掌握できている。
ここで中国共産党が支援と言う名の産業行政支配してきたら、日本政府は抵抗できないどころか、国民も支持して従属するだろう。
軍事衝突がなければ、他国も手出しをしない。
小泉純一郎政権の政策でも国民を支持して、岸田政権が外資に日本を売りまくっても新NISAで外国資金流出を喜んでする国民。
それが10倍加速した中国武力攻撃なし占領に、むしろ支持する国民のような気がする。
トランプ大統領は取引dealをする大統領。
占領した日本を中国共産党が米国の言う通りな取引をするならば、むしろ後押しするだろう。
これらは単なる、自分の希望や願望を消した現状からの推測。
起こる予測というより、計画する意図の予測だから、様々なオプションの中で、どんな結果になるかは誰もわからない。
ただ、トランプが習近平を就任式に呼ぶなんて、意味深さを感じたりする。
さらに言えば、トランプは金正恩に対しても米国に狙うミサイルでなければ、何もお咎めないだろう。
何度も会談してるのだから、米国に有益な取引になるのを金正恩が飲めば、むしろ後押しするだろう。
プーチンとも何度も会談していて同様だ。
韓国に左派政権ができて、ロシアの後方支援を得た北朝鮮が韓国を飲み込んでも、韓国経済を使った金正恩とプーチンと取引するトランプ大統領の方が話が早い気がする。
韓国政権は常に反米であり話が進まない。
それならば、北朝鮮が韓国を支配しても周辺国に飛び火しなければ何もお咎めしないだろう。
統一教会も北朝鮮と韓国の統合を図っている。安倍政権の時のトランプ大統領にも親和性がある。
バイデン政権のエスタブリッシュメント・グローバリストの方針に従った日本政府と日本国民、ガラッと変わった展開において、国民全体はどんな気分になるのか興味深い。