見出し画像

港区女子から学ぶライフステージの変わり方

収入で人生変わる人もいれば、変わらない人もいます。
どんなところに住むかで、人生変わる人もいれば、変わらない人もいます。
どんな人物と会うかで、人生変わる人もいれば、変わらない人もいます。

世の中にはある考えがあります。
自分の身の丈に我慢しないで、自分のライフステージを変える、高いレストランに行く、高い服やアクセサリーを身につける、異業種の成功してる特別な人と会うと、人生が変わる考え。
スピリチュアル情報でも、いかがわしい自己啓発セミナーでも、同じこと言ってます。
まるで、「港区女子」がスピリチャルに生きてることになりますね。

港区に住んでない女性が、成功してる業界人と港区で交流する。東京都港区といっても六本木とか麻布とかの一部で、着飾り、ライフステージ上げた活動してます。
まあ、ある意味で人生を変えてますね。
中にはパパ活してでも港区女子をキープする、近代王政時代でも貴族社交界の宮殿に出入りする高級娼婦もいましたから、別に特別なことでもないですね。

ちょっと前は銀座が好きな女性も多く、銀座の店に詳しくない人をおのぼりさんとバカにする人もいました。よく聞いたら埼玉から通ってました。
かつての渋谷の裏道を精通している女子学生の方が可愛げが感じられましたね。それが成長して港区女子になった?、いや人種が違う気もするけどどうでしょう。

そう、日本には人種差別がないから、ライフステージ差別している感じがします。(日本にも人種差別があるとする人もいるでしょう。しかし外国のそれとは桁が違います。今は表向きは無いようにしてますが根深い心理があります)。
派手な世界にいるのか、地味な生活しているか、ライフステージ差別をして、優越感を持ったり他者を蔑んだりして、何もない自分から逃れようとしてます。

これが人生を変える生き方ですかね?
いやスピリチャルで言っているのはこういう意味では無いのはわかります。でも往々にして、こんなチグハグな結果になるケースが多いでしょう。
(港区女子の人はスピリチャルとは関係ないですよ。わかりやすい象徴です)
経営者セミナーで成功論を聞いても、出来る人と出来ない人がいるでしょう。
出来ない人に向かい、「やればいいだけじゃん」はちょっと酷です。
その人の成功論で、普遍的成功論ではないです。
人それぞれに合う成功する道があって、結果的にその人の成功論になるのでしょう。

ライフステージを変えて、変わる人もいれば変わらない人もいる。
港区女子で、港区に溶け込んだ人もいれば、ただの派手好き痛い大人のままの人もいれば、地味な田舎暮らしに転換した人もいれば、一過性で終わり堅実なお母さんで落ち着いた人もいれば、事業成功させる人も、こじれて場末感ある人になっちゃった人もいるでしょう。

もう一度言いますが、港区女子は例であり、港区女子を語りたいわけではありません。
外側を変えて、自分がどう変わるかの話です。
少なくとも自分の場合は、収入も住むとこも会う人も変わっても自分は変わらなかったですね。
柔軟性がないとも言えるし、自分を変えられないヤツとも言えます。
自分の話はどーでもいいですね。これも例です。

自分の話を出したついでに、若い頃に私が独立した時、確かに付き合う人間が変わりました。こっちは社員ではなく直接の取引をするわけだから、経営者だったり大物の側近だったりとか人脈は変わりました。
その人たちが懐が深いかは、まぁそれぞれなわけで、こちらの能力を利用して自分が利益を上げようとか、のし上がろうとしたり、様々です。
始めからこちらも求めはしないけど、“ユダヤ人メンター”とかみたいな人はいなく、みんなそれぞれ自分の望みを抱えているわけですよね。望みのステージが違うだけで名もない人と同じです
むしろ名もない人から考えさせられることも多く、どこのステージでも同じだと思いました。

成功している人は、自分の1部の能力を利用できた人であって、特別な人ではないというのが私見です。その1部の能力はみんなに個別に多種あって、それが自己利用できるかどうかは運だったり縁だったりタイミングだったりする感じでしょうか。


スピリチャル情報などの、外側を変えて自分が追いついていくかどうか、それ自体もそうなる時はなるし、ならない時はならないし、どうなるかもわからない、法則性はないような気がします。
まあ、そんなややこしいこと考えるより、見た目から入る港区女子の方が自分の思考に忠実に従っているかも。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?