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調べる人と、調べない人


皆さんはテレビを見ているときや本を読んでいる時に意味の分からない単語や専門用語に出くわした時どうしていますか?

僕は以前テレビを見て分からないことも本を読んでいてわからない字があってもその言葉に関心を向けることなく、わからないまま過ごしていました。なのでテレビの内容はすぐに頭から消えてしまいます。この【わからないまま】でテレビを見ると内容が繋がらなくなる時もあります。本でも同じです。著者の人が本当に伝えたいことと自分の捉え方が大きく変わってしまう。漢字の読み方一つ間違って読み進めてしまうと話が全く繋がらなくなってしまう。ですが調べることによってそのワードが頭に残るようになります。


そしてこの調べる、調べないはどんなことにも同じ原理があると最近気付きました。例えば料理を作る時レシピを調べて作るのと我流で作るのとでは味が全然変わります。勿論、我流で作っても満足いくときもあるかもしれませんが調べたから新しく見つけられることの方が確実に多い。調べずにそのまま知らなかったらずっと変化のない料理しか作ることは出来ませんが、調べることによって今までとは少し変化のある料理が食べられるんです。

それと似たことがもう一つ。

なんとなくわかっていると思っていることはありませんか?

例えば犬や猫を飼っている人の中で、犬のことはだいたいなんとなくわかっているから育てられる。と言っている人がいたら、いったいどこまでわかっているんだろう?2020年3月の時点で世界で非公認の犬種もあわせて約700~800の犬種があるそうです。飼う犬によって育て方は変わってくるはずですがいったいその人のなんとなくわかっているはどこまでの犬を理解できているのでしょう?大型犬と小型犬を同じ環境で育ててしまったらどちらかに負担がかかると思いませんか?散歩に行く時間は夏と冬で変えないと肉球が火傷してしまうと思います。700,800の犬種全てに対応できるくらいの知識が必要とは言いませんが、犬のことはなんとなくわかっているで終わらせるのではなく、せめて自分が飼う犬種については細かく調べないと最悪の場合も考えられるということです。

そのくらいなんとなくわかっているは怖いんです。

そしてそのなんとなくわかっている感覚で人と話をすると時に誰かを傷つけてしまうこともあるかもしれません。

僕自身LGBT関連で仕事をしようと決めたのに僕はLGBTについてなんとなくしか分かっていなかったんです。それをもしそのままにしてしまったら僕は気付かないうちに誰かを傷付けてしまうかもしれない。調べるようになってからLGBTのことで初めてわかったことは沢山ありました。そして今もまだ知らないことは沢山あると思います。調べて初めてそのことに深入りできる。中途半端にわかっている状態で誰かに突っかかったりするのは論外です。

わからないことがあったら調べる。少なくとも自分が興味を持っていることは調べた方がいいです。そこに使う時間は無駄ではないし機会損失にもならない。調べもしないのにわかっているフリをするのは自分が未熟だと宣伝しているようなものだと個人的には思います。

今はネットで大体の情報が手に入ります。難しいことではないので少しでも疑問に感じたらまず調べてみましょう。確実に自分の自信に繋がります!





未来は明るい!









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